9月の長雨から開放されて、晴天の秋空のもとで開催できました。
当日の様子はこちらのブログ「土中環境を見ながら果樹を植える」を御覧ください。
暑さを避けて夏の開催は一休みしていましたが、秋の空を見上げて再開です。
苗木も、農園の片隅で仮植えされながら、この季節の到来を待っていました。
はじめに土の世界について説明をします。
すでに色々な本や農法が広まっていますが、この講座では、個別の手法を紹介するのでなく、色々な農法を縦断するように共通点をほぐしながら体系だてて説明していきます。予備知識のまったくない方にも「なるほど」と理解していただけるように説明します。
「さとやま農学校」でもそうなのですが、いきなり形を教えるのでなく、どうしてこうするのかを基本的なところから解きほぐしていきます。それがわからないと、ひとつの方法で行き詰まったときに出口がないからです。
その先は、場所の気配を感じながら、ゆるゆると地面に更に穴を掘り、樹を植えていきましょう。苗木それぞれの説明もします。やがて何年もすれば、こぼれた種が実生で増えて子孫につながっていくこともあるでしょう。「いまだけ、ここだけ、自分だけ」でなく、未来の人に手渡せる場所を作るのが、農家にも年の皆さんにも共通した現代人の課題と思います。
夏も見送る火も焚きながら、大地に氣を通す穴を掘り、竹林を伐って焼いた竹炭を埋め、微生物と樹の根による共生空間を創っていきます。様々な植物を組み合わせて多様性を生み出すことで、病虫害にも強い農園になります。それはそのまま私たちの社会にも当てはまる形です。
ワークショップは、全くの初心者でも大丈夫です。それぞれのペースで身体を動かします。コロナで萎縮した心身をリフレッシュしましょう。理屈よりもまずは身体で自然と対話しながら・・・それが未来の人たちにつながる場所になれば、なによりのことと思っています。
★日程 10月2日(日)
★定員 大人10名様
★時間 午前10時ころから14時ころまで(途中ランチをはさみます)
★少しの雨でもハウスの苗木作業や里山観察ができるので開催します。雨具の上下をご持参下さい。ただし大雨の場合には中止とし、参加費は全額をご指定の口座に返金します。中止の場合には事前にメールにて連絡をします。
★参加費 一人税込み7000円(前払い) 15歳以下は無料
★持ち物 ランチ(軽食) 飲み物 虫除け 収穫持ち帰り用のエコバッグなど
★服装 長袖と帽子・運動靴・手袋で大丈夫です。
★道具は全てあります。
★農園にトイレ・更衣スペースあります。
★ドッグランスペースはありません。
★アクセス
①公共機関 バス停から送迎あり 満員になりました 9/6
大人のみのご利用になります。お子様連れの方は、どうぞお車でご参加ください。
相模湖駅からバス21系統で「プレジャーフォレスト方面・三ケ木」行き。
9時30分台のバスに乗ってください。
同じ「三ケ木」行きでも、28系統のバスにはルートが違うので乗らないでください。
およそ10分で「石老山(せきろうざん)入り口」下車。道路の向かいの登山客用トイレ脇の駐車場で送迎します。
帰りは相模湖駅まで車で送ります。バスに遅れた方は相模湖駅からタクシーで上記のバス停までお越しください。迎えに行きます。
②自動車・バイク 駐車スペースあります。
参加される方には、メールにて集合場所をお伝えします。
★お支払い方法
お申し込みの受付メールとともに振込口座をお知らせしますので、前払いにてお振込みをお願いします。お申し込み期限は9月
23日(金)です。
★キャンセルポリシー
9月24日以降のキャンセルにつきましては、その後の追加募集が難しいため返金はできません。ご了承ください。