2025年 今年こそ自給の一歩を
2025年 今年こそ自給の一歩を
気候変動は限界を越えつつあります。
いつかそのうち自給を・・・では遅すぎます。
自給の自然農を学ぶ「さとやま農学校」は、
おかげさまで2025年・12年目の開催です。
小さく手を動かし、五感を開きながら生命を育てましょう。
農学校に来られる皆さんの想い
そろそろ都会は十分と思う。
自然回帰のライフスタイル
・・をしたいけど、何から始める?
まずはプランターで、
あるいは市民農園で、
自然農をじっくり学びたい
土に触れたい
同じ想いの人たちとつながりたい
(SNSはもうたくさん)
プランター栽培がうまくつくれない
単発セミナーは物足りない。通年で
自分で安全な野菜をつくりたい
在来種や固定種の育て方・種取りを覚えたい
シフトワークなので振り替えOKの講座がいい
子どもを土に触れさせたい
土の上で寝転がりたい
会社を早期リタイアしたい
気候変動に備えて、自給できる一歩を
輸入食品に頼らない生活へ
焚き火をしたい etc
・・・このように、
「さとやま農学校」は、
色々な想いの皆さんと一緒に、
自給のための自然農を学ぶ場です。
気候変動も「待ったなし」
すでに限界を越えました。
「いつかそのうち」では遅すぎます。
今年こそ、一歩を始めましょう。
自然農の実習
①通年コース
4つの曜日コース(火水土日)×年に19回
②新設ハーフコース(通年と一緒)×9回
&
特典1 講座以外も自主作業できます
特典2 曜日コースの振り替え自由
特典3 講座の追加受講もOK
(追加費用ゼロ)
充実した資料と動画
1,2月はオンライン(見逃し受講OK)
希望者のみのプレ講座あります
講座に並行した動画と資料(会員限定)
自然農の野菜作りを学びます。
野菜の自給ができるようになります。
農薬も化学肥料も不使用
動物性の堆肥も不使用
市販の有機資材も不使用
身近な菌と仲良く
タネの多くは自家採種
小さな力でできます
機械は不使用
自然農の仲間ができます
★受講生の声
・あっという間の充実した1年間を過ごすことが出来ました。
・12月の説明会で、すぐに素敵な場所だなと思いました。
・同じ感性を持つ仲間、繋がりが出来た
・農園に着くと異世界で、見るもの触るもの全て初めての体験でした。
・畑のことは何もわからず思い切って飛び込みました!
・土の作り方、育苗、など本格的な育て方をたくさん学べて勉強になりました。
・卒業生の皆さんとも気さくにお話できました
・すどう農園は本当に私にとって素晴らしいリフレッシュの場所になりました。
・定年後の移住に向けて家庭菜園を学びたいと色々探していた中で「すどう農園」の紹介文にしっくりきて学ばせて頂きました。
・出産を機に、食の安全や自然に沿った生活、少しでも生活を自給的にすることを意識する様になりました。
とにかく広い!
5000㎡を超える里山
東京の隣とは思えない
エアポケットでのびのび
好きなだけ土に触れてください
実習プラス自主連OK
→好きなだけ自主練してください
→来れば来るほど五感で覚えます
→使うのは簡単な道具だけ。
→力のない人でもできます
(農学校の8割は女性です)
タネ取りまで一貫して学ぶ
市販の苗は使いません
自分でタネから育てます
→種取り(自家採種)もします。
座学はオンライン(アーカイブあり)
→見逃し配信あり
→土の基本からじっくり学びます。
→初心者でも分かりやすい内容
→でも深い内容です。
会員限定の資料や動画あります。
→温暖化に対応した最新内容です
トイレ・駐車場あります
愉しい自主企画アレコレ
(誰でも主催者になれます)
さとやま農学校が選ばれる理由
5大特典
特典その1
5月以降は曜日の振り替えOK
→フリーランスの方でも安心
特典その2
講座の「おかわり自由」
→追加費用はありません
通うほど身につきます
特典その3
ご家族の介護などで通いにくい方
最大2年間まで延長して通えます
→時間がとりにくい方でも安心
特典 その4
ハーフコースを新説しました
通年の参加に自信ない方
夏が苦手な方はお勧めです
NEW!
特典その5
4月以降の入学でも、そのまま12か月学べます
講座の進め方
①農園実習19回
3~12月まで
・雨はハウスで苗づくりなどします。
(台風の時は延期)
・作業&畑を巡って説明
・夏は無理なく朝の半日のみ
→農園の朝は爽快です!
②ハーフコース(9週)
一年通えるか不安な方
まずはハーフコースでお試しください
土づくり・種まき・苗の育て方が学べます
通年への延長もできます。
③講座以外に自主作業OK
→1人でノンビリしたい方
→早朝や夕方もOK
→広い里山で静かに作業を
④1月と2月はオンライン講座
(見逃しアーカイブ有)
→土の事、野菜の事など
自然界の基本を学びます。
⑤最新の充実した字幕動画と資料
気候変動にも対応して
毎年アップデイトします
⑥猛暑の夏への対策
→夏は早朝&半日モード
→真夏の実習回数を減らしました
詳しくは「夏への対応」
それでも不安な方には「ハーフコース」があります。
詳しくは「日程と参加費用」をご覧ください。
⑦美味しい自主イベント
農学校ならではの企画です。
焚火・餅つき・味噌etc
★季節にあわせた時間割
★農学校を見に来てください
★「さとやま農学校」実習の様子
収穫あれこれ
おいしい農学校!
みんなで作って一緒に食べる
Q場所はどこですか?
A 神奈川県相模原市緑区の寸沢嵐(すあらし)地区にあります。
旧相模湖町です。
詳しい場所は説明会に参加される方にお知らせします。
グーグルマップに乗っている「すどう農園事務所」は別の場所です。
Q 完全な初心者ですが、大丈夫でしょうか?
A もちろん大丈夫です! むしろ経験ゼロの皆さんための場所です。
Q 夏の暑さが心配です
A 7月と8月は実習の回数を減らしました。
もちろんお好きな日に自主練もできます。
そして実習時間は半日モード(2時間弱)です。
なおかつ、少し開始時間を早めます。
年間の日程はこちらです。
Q 小さな子が一緒でも大丈夫でしょうか?
A 歩ける年齢でしたら大丈夫です。
ただし見守りの方が必要です(見守りの方は無料です)。
広い農園をグルグル駆け回ってください。
こちらのブログ「家族で野菜の収穫体験」もご参照ください。
お子さま連れの方は車での参加をお願いしています。
まだ歩けないお子様は、ご参加できません。
Q あまり体が丈夫でないのですが参加できますか?
A ご自身の病気から、環境や食に関心が向いた方も多いです。
プロフィールに書いたように私も子供の頃は病弱でした。
程度にもよりますが、無理をなさらずマイペースでご参加ください。
腰痛や喘息、コロナ後遺症などの方は慎重にご検討ください。
熱中症になりやすい方は農学校をお勧めできません。
Q 雨の日でもやりますか?
A はい。ビニールハウスで苗や土づくりなどの作業をします。
台風直撃や豪雨のおそれがあるときは延期します。
たいていは翌週の同じ曜日になります。
Q ランチはどうなりますか?
A ランチと水分はご持参ください。
卒業生による「かまどご飯」「かき氷」もあります。
夏は午前中のみですので、ランチは不要です。
Q 自然農とは何ですか?
A 詳しくは「自然農法とは」のページに書きました.
人も生かされながら野菜も育つ、という農の姿です。
自給を目指す方々には、自然農(自然農法)をお勧めします。
Q 刈り払い機などの動力機械も教われますか?
A いいえ。燃料を使う機械は使いません。
クワと鎌、ハサミ、一輪車などだけです。
Q お試し体験や見学はできますか?
A 「ショートコース」や「見学会」などがあります。
最新の情報はメールマガジンでお知らせします。
HPのトップからメルマガの購読をなさってください。
Q 「さとやま農学校」の皆さんで自主企画もあるようですね。
A はい。お餅つきや味噌づくり、かまどでご飯を炊いておにぎり。
石窯でピザやパンやクリスマスシュトーレンを焼いたり、
竹細工や草木染めをしたり、毎年毎年「今年は何があるのかなあ?」と私も楽しみです。
Q 農家になりたいのですが、どんなものでしょうか?
A 農家への一歩として「さとやま農学校」に参加される方もいます。
プロの農家になるには専門的にもっと学ぶ必要があります。
最低でも3年位、経営も含めて学ぶべきでしょう。
焦らないほうが良いですね。
Q ゼロ歳の子どもがいるのですが、見守り役と一緒に参加できますか?
A ゼロ歳では難しいです。まだ歩けないお子さんの場合には、安心して休めるところが車中しかないのです。
そのかわり、2歳になったら是非おいでください。
我が家もそうでしたが、小さいうちに親子で過ごす畑の時間は一生の宝物です。
あとからでは得られません。
子ども同士で友達にもなれますよ。みんなで畑の中を走り回っています。
2025年からはこども食育コース(仮題)も始まります。
Q トイレはありますか?
A はい。男女別に用意してあります。
Q 駐車スペースはありますか?
A はい。10台以上停められます。
★プロフィールとメッセージ
私(すどう農園)は、東京の下町生まれで、千葉(松戸)の団地で育ちました。
まったく畑に縁のない世界でした。小学生だった1970年代は、経済成長の一方で公害が深刻化。
「この先の未来はどうなるんだろう?」大学では農業を専攻したものの、どうすれば農的な生活ができるか道が見えず。都会で就職するなかで「なんとか自分の行く先を見つめなおしたい」と悩んだものでした・・・じつは、その「見つめなおす時間」が非常に長かったのです。いま考えても貴重な時間を、もったいないことをしたと思います。
このあたりは、noteに長めのライフレビューを書いているところです。
いま「さとやま農学校」に通う皆さんも、将来への想いは似たところがあるようです。
このまま都会に浸った生活でいいのだろうか?仕事はもう限界だし。いま何とかしないと、この先どうなるのだろうか?・・・移住? 自給? 野菜づくり? 田舎に帰る?でもインターネットは情報が多すぎるし、成功事例ばかりでホントウかな?・・・私自身が都会からの移住組ということもあり、そのような方々と、ずっと畑でお会いしてきました。
そうして2011年、3月11日。東日本大震災と、東京電力福島原子力発電所の事故がありました。これが私たちの価値観を大きく変える転換期となりました。今まで当たり前と思っていた都会の生活が、いかに危なっかしいものか。なんでもある、と思っていた生活の、じつは薄いこと。それが身に染みたのは、私たち農家とて同じです。
都会の暮らしは続けながら、自給菜園などで生活の中に農的な部分を取り入れたい。
無理なく通える距離の農家と関係をつくって、畑にお手伝いで通えるようになりたい
・・・一日限りのイベントでなくて、継続して過ごせる場所がほしい。
こうした想いを抱えた沢山の方が、すどう農園にお見えになりました。
しかし、です。
・・・農的くらしを始めたいのに、玄関口がない!
これが大きな問題なのです。
お子さんの進学。ご両親の介護。その他の諸事情で簡単に移住できない人。
そもそも「農家になるつもりはないけれど、農的な田舎暮らしを始めたい・・・」
こうした声なき声の人たちは、どこにいけばいいのでしょうか?
大事なことですが「農的生活=農家になること」ではありません。
農家と都市の中間の田舎ぐらしがもっと増えていいはずです。
しかし雑誌やインターネットの情報ばかり集めても、成功事例を聞かされて焦るばかり
・・・これは私自身が経験したことでもあります。
そこで決心しました。
数回だけの農業体験イベントやセミナーでは伝えきれないものを、一年かけて伝えよう。
四季折々に、五感を通じてリアルを体験していただきたい、と。
私も、東京の下町に生まれて農村に来た人間です。
あるいは海外の農村で、自給を目指す人たちとも出会ってきました。
いつも、ものすごいカルチャーショックを受けて、戸惑い、そしてなによりも楽しかった。
そんな経験があればこそ、都会の皆さんと農的生活をつなぐかけ橋になれると思うのです。
「さとやま農学校」は、ただのカルチャースクールではありません。
「畑で走り回って大丈夫?」
たしかに、初めはそういう時期もあります。
始めは土に触るのを嫌がっていても、いつの間にか裸足が大好きになっています。
土が育ててくれるのだなあ、と思います。
我が家も、子供を二人、畑の土に触れながら育てました。
週末は家族で畑ランチ、いま思えば夢のような時間でした。
さとやま農学校は、農薬と化学肥料・除草剤・動物性の厩肥は一切使いません。
私自身は、かつて大学(千葉大園芸学部)や農業試験場では農薬も化学肥料も使う慣行農法を学びました。
いま思えば、こうした経験も大事だったと思います。観念的なことでなく、あくまでも実際にその影響力、怖さ、リスクを実感できたからです。そのうえで、やはり化学肥料も農薬(除草剤)も無用と言えます。
その後は埼玉の小川町や沖縄・宮古島をはじめとして各地の先輩農家の皆さんに教わり、東南アジアやオーストラリアなど海外の現場でもオーガニックな農法を教えていただきました。その後、自分なりに歳月をかけていろいろな農法を試した結果、身の回りの落ち葉や青草・緑肥で土を育てる自然農になっています(この辺の話は長くなるので、続きは説明会で)。
★機械を使わない昔ながらの農法
トラクタや管理機などの機械も使いません。ホームセンターで売っているクワやスコップだけです。体力のない人でも無理なくできる体の使い方を学びます。
★牛や豚、鶏などの厩肥は使いません
牛ふんや鶏ふんなどの動物性の厩肥も使いません。農学校に参加される人で家畜を飼える人はいませんから現実的ではないのです。しかも市販の牛糞や鶏糞は、家畜の餌のほとんどが遺伝子組み換えの輸入大豆や輸入トウモロコシによるもので、さらに日本の家畜はワクチンや抗生物質などの薬漬けであることを考えるとむしろ有害です。使うべきではありません。
★身の回りにあるもので土を生かす・お金のかからない土作り
農学校での土づくりは落ち葉や青草、米ぬか、台所の生ごみを基本にします。どこにでもあるもので土づくりはできます。特別な資材・高価なものは無用です。市販されている微生物資材(〇〇菌、〇〇酵素)のたぐいは一切使いません。じつは私も、かつてはこうした資材に高いお金を払った経験があります。農業を始めたばかりの頃、ワラにもすがる想いで買ってしまうのですが、
これは依存心を高めるばかりで本当の意味での自給にはなりません。微生物の種類が企業秘密なこと、お金を払い続けないといけない点ではブラックボックスですね。
しかし、私たちの役に立つ微生物は身の回りにいます。土づくりに使う微生物は醗酵食と共通しています。土づくりを進めるほど、畑の微生物と醗酵食の微生物の共通点が見えてきて理解度が深まります。ことさらなお金をかけずに、身近な素性のわかる素材だけで農作業をしましょう。固定種の種取りもやります。すでに種取りをしている在来種を使い、毎年また種を取ります。農学校で使う野菜の種は固定種が基本です。すでに自家採取した種も相当の数になります。
とても大事なことですが、固定種(在来野菜)の種取りを進めています。講座で使う種も、その多くがすでに自家採種したものです。農学校の修了生の皆さんにもご協力いただいて、数十種類の種を蓄えるほどになりました。「自分以外の世界とのつながりを取り戻す」という意味で種取りはとても大事なものです。ぜひ皆さんも種とりを覚えてください。
「すどう農園」では修了された方々と一緒に、一緒に食べる・手を動かすイベントも開催しています。これは農学校のメンバーだけの、顔の見えるアットホームな空気で楽しんでください。焚火も人気コンテンツです。いまどき焚火の出来る場所は限られています。キャンプ場でも、炊事場以外は焚火が禁止が多いですね。でも、人間にとって火を囲むことは原点です。
★あれこれ試す・面白そうなことをやってみる。
とにかく農の世界は十人十色。いえいえ、一人で何通りも試したりするから、そうなると十人で百色!栽培方法を変えて結果を比較するようなこともやってみます。たとえばジャガイモの種芋の植え方ひとつでも、色々なやり方があるのですが、どれが良い結果をだすか、それは自分自身で試してみることです。誰がなんと言おうとも、自然が一番の先生です。予想しなかった結果、成果が出てくるときの面白さと言ったら!
★失敗も大事な道のりです
その逆の失敗も、もちろんあります。農業は毎年が一年生です。
いろいろ試して経験値を上げていきましょう。あるいは草が生えて大変な思いもしますが、それもまた除草剤を使わないオーガニックのリアルです。じっさいに皆さんがこの先、ご自分で畑など借りると、梅雨入りから物凄い雑草に襲われて(!)悲鳴を上げることがあります、というか、ほぼ確実に悲鳴をあげます。こんなはずではなかった!という自然界のリアル。まあ、みんなで草取りすれば、だいぶ楽なものです。そんなことも含めて、身体と頭を一緒に動かして、土に学びましょう。
「すどう農園」代表
須藤章(すどうあきら)
(プロフィール)
1984年に千葉大学園芸学部園芸学科を卒業。専攻は育種学。
その一方で旅が好き。主にアジア各地の農村を旅しました。
今のような「在来種」という言葉がほとんど知られていない時代でしたが、世界各地を巡る中で、伝統的な野菜や植物の遺伝資源が失われつつある様子を見ました。山奥の村に行っても、化学調味料や日本の種苗会社の種子が売られている様子は、なかなかショックだったわけです。大学の授業とは別に国内の農家で教わりながら、農薬も化学肥料も使わない「有機農業」を知り、将来をどうしたものかと迷いました。
しかし、農家でない人間が就農できる余地は非常に狭かった時代です。その一方で海外とのつながりも深めたいと板挟みのように悩みながら、卒業後は海外協力団体(NGO)のスタッフとして農業協力に携わりながら、心は自給的な有機農業へ惹かれていくのでした。
アジアの農村で自立を目指す人たちと東京での生活の往復は、やはり東京の自分のライフスタイルに矛盾ばかりが感じられました。どうしようもなく後めたい気持ちです。
「他人の国のお手伝いよりもまず自分が自立しないと」という想いが日に日に強くなり、かなり自分自身が厳しい精神常態に追い込まれました。気が付けば東京駅の地下通路で歩くこともできずに立ち止まってしまったこともあります。それは決して愉しい経験ではありませんでしたが、この時間は意味のある経験だったと思います。やはり人は、苦しいことも経て、そこを抜け出たところに、ひとつ新しい境地にたどり着けるのではないでしょうか。
その後は都会の仕事を辞めて埼玉県小川町での有機農家さんで、研修生としてお世話になりました。さらにそこから天然酵母パンの草分け「ルヴァン」を経て、石窯のパン屋を神奈川県の旧藤野町で開設。ここでようやく、自分が自然界とつながることができた。そういう実感を得たのです。いま振り返れば、それまでの道筋にはすべて意味があります。無駄な時間はなかったといえます。宮古島ぐらしの2年間を経て相模湖に戻り「すどう農園」を設立。
ここまでの道のりは紆余曲折、枝分かれ、行きつ戻りつの迷い道でした。それは今も続いています。そんなすべてを受け入れてくれる里山の世界をありがたく思います。これまでの色々な経験を活かして、都会の人たちにそして未来の人たちに、里山の多様性の豊かさや愉しさを伝えていきたいと思っています。
著書に「石窯のつくり方・楽しみ方(農文協)」など。
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