さとやま農学校の暦2025

12年目の「さとやま農学校」の作業暦です。
初めてでも自然に学べるカリキュラムです。
難しい話や特定の農法に固めません。
まずは五感で楽しく感じてください。

3月・土と出会う

・ジャガイモの植え付け
・夏野菜の種蒔き~トマトやナス・ピーマンなど農学校で自家採種(種取り)した種がほとんどです。
 ここ数年の夏の暑さや日照りでも元気に育ってくれた野菜たちの種を受け継ぎました
・農園の観察~草・花・虫、色々なモノが動き出す様子、そして春の暖かさで膨らんでくる土の様子を、

 「五感で受け止めて」ください。これが出発点です。

4月・苗を育てる。美味しい野草と出会う。豆の収穫 

 

心の底から気持ちよい季節です。
そして逞しく伸びてくる野草。
これは里山ならではの味覚です。
どこから何が出てくるか、お楽しみ。
エンドウ豆も、この頃が旬。
種蒔きも続々。
苗づくりや土づくりの基本は、
大事なので何度も繰り返します。

 

5月・若葉の季節

トマト・ナス・キュウリ・カボチャ・ピーマン・・・

夏野菜の定植ラッシュです。
家庭菜園のレギュラーがずらり。
ハーブ園からは、様々なハーブが香ってきます。
(卒業生の皆さんが育てています)
五感を心地よく開いてください。
春とはまた違う気配がします。

6月・水の季節

一年で一番昼の長い季節に一番雨が降る。
これが日本の気候風土のベースです。
そのことが肌身で感じられます。
5月の太陽と真夏の間のひと休み。
都会の梅雨と違ってホッとします。
新ジャガや、春まき野菜も間引きながら収穫します。
雑草に負けないようポイント。
多様に組み合わせて育てる畑を学びます。
夏野菜の種取りの準備も始まります。

7月~8月 無理せずに過ごす


梅雨の空けないうちにニンジンの種蒔き
あとは、夏野菜のケア・収穫を学びます。

真夏なので昼を避けて朝活モードになります。
詳しくはこちら「夏への対応2025」をご覧ください
そして秋野菜の準備が始まります。
秋冬野菜の種蒔きは難しいです。
失敗しても繰り返しましょう。
ニンジンやダイコン等の種取りもします

9月~10月 秋冬野菜の仕込み

暑い夏を避けて春と秋に分散します。
この頃になれば皆さんも、
季節の流れが見えてきます。

11月~12月 一年の区切り・春への準備

 

ダイコン・ニンジン・秋ジャガイモ
そして葉物の数々、収穫のクライマックスです
そして自主企画も盛りだくさん
味噌づくりや餅つき、マルシェ等々、毎年お楽しみです。
長いようであっという間の一年ですが、
通えば通っただけ学んだことが身に着きます。