ひっそりと茂るホップーのアーチ。
今年も毬花がたわわに実っています。去年よりも増えたかな。
これは「さとやま農学校」の皆さんが育てているものです。忙しい時間の合間を縫ってコツコツと作り上げた場所の慈しみを感じます。手づくりというのは、畑や庭といった場所にも、やはり料理と同じように何かが感じられるものだと思います。とりわけ今のような厳しい時代にはなおさら、その「人の気持ちが感じられる場所」が大事ではないかと思うのです。
ホップのアーチはとても気持ちが良いです。くぐっただけで気分が替わる。アーチというのは、例えば神社の芽の輪くぐりもそうですが、なにかをくり抜けることで異界に行ったり、自分が替わったり、様々な象徴的効果もありますね。くぐるものはとても大事。もう少し涼しくなったら挿し芽で株を増やしていきます。緑陰をもっと増やすのがこの冬の課題。
地球温暖化というと気が遠くなりますが、まずは身近でできることがいくらでもあります。
もちろん都会ならではのやり方もある。そんな話を9月24日の国分寺カフェスローで話したいと思います。
下のボタンからお申し込みください。当日2時間だけの話でなく、事前の皆さんにアンケートを取ったり、フォローしたり、そんなムーブメントにする予定です。
このところ、畑仕事は朝か夕方にしているので昼間は時間が空きます。
まとまったバカンスを取れる仕事ではないので、この時間がバカンスみたいなものです。
昨日も、温泉に本を持ち込んで読書三昧。今回は「カムイ伝・外伝」に没頭。
白戸三平の「忍者武芸長」「カムイ伝」に続いて、この外伝でも民俗風土の描写が膨大に描写されていて、これはもう現代の作家では無理な仕事と思うのです。