こんにちは。
神奈川・相模原の里山でハーブや野菜を自然栽培している「すどう農園」です。
今年はエキナセアが早いようです・・・というか以前のブログにも書いたように、時間の流れが遅いのかもしれません。
免疫力を高めてくれるエキナセアの花が見事です。
この絶妙な彩度が、梅雨の湿った風景にアクセントをつけてくれます。ほんとうに花は素晴らしい。
摘んだエキナセアの花をアルコールに漬け込んでチンキにします。すどう農園では食品添加用のアルコールを40度に薄めて使っています。88度や75度の食品添加用アルコールが18ℓの缶で売られています。一時はコロナの消毒用で売り切れ状態でした。今は大丈夫のようです。少量なら皆さんウォッカなどをお使いになるようですね(高いけど)。アルコールの度数によっても、溶けだしてくる成分が違ってくると聞いたこともありますが、販売するわけでもなし、そこまでマニアックにならなくてもいいと思います。ハーブの蒸留水やチンキの世界は、はまり込んでいくとキリがない。
エキナセアのチンキは、花だけでなく茎や葉も全部を漬け込めるので、以前は細長い容器にハーバリウムみたいに漬け込んでいました。本数が少なければ、その方がボタニカルな感じでいいですね。ハーブのチンキ(ティンクチュア)は薬用が目的なので、あくまでも自分のために使います。販売はできません。そしてエキナセアは色々な品種があって、チンキにするなら薬用効果のあるものを選ぶことです。花屋さんの店頭のエキナセアは品種までは花屋さんに聞いてもわからないでしょうから、ハーブの苗を専門に扱っているところが良いでしょう。