こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
「自然農を学ぶ農業体験・さとやま農学校」で、ニンジンの種まきが始まりました。
昨年種を採った「黒田五寸」です。
今年の春からビニールでしっかり太陽熱処理をしてきた畝のビニールを取り、まずは裸足でしっかり踏みしめます。
これが大事。土の凸凹や湿度、温度が足の裏に伝わってきます。ゆっくり足裏で土をならします。この作業は靴を履いていたらできません。また身体のノイズをデトックスする効果もありますね。今こうしてブログを書いていても、足の裏がぐっと火照っています。さっきは身体がだいぶ反応したのか、ドッと疲れが出て束の間爆睡しましたが、こんな感じで、夏に向かって大地とやり取りしておくのは大事と思います。土を拠り所にして生きる、というと難しく聞こえますが、本当はシンプルな原点です。
踏みしめて均した上に種をまき、またその上から踏みしめて水をかけて、燻炭をしいて手で押さえます。このときにも気持ちを込める。昨年の秋に、この畝で育ったニンジンの種がまた命を循環させるキックオフです。