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ナスタチウムの食べ方

自然農のキュウリとナスタチウム@さとやま農学校・すどう農園
自然農のキュウリとナスタチウム@さとやま農学校・すどう農園

 

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

 

梅雨の中休みの暑さをいかがお過ごしでしょうか?
まだまだ夏はこれから100日くらい続きますから、今はじっくり体を慣らす時期ですね。でも、そうしている間に草が静かに伸び上がってきますから、そこは先手を打って、ささっと刈りながら土に還していきます。かといって、土が見えるほどのスキンヘッドみたいな草刈りは禁物です。やや刈り高にして地面に日陰を維持します。この日陰が地温の上昇を防いでくれるのです。大地と太陽の間を薄っすらと覆う「緑の薄膜」です。わずかな数センチが大事。


写真は交配で作り出した赤い花のキュウリです・・・というのは冗談ですが、このところの暑い畑で見回っていると、一瞬そんなふうに見えてしまいますね。危ない危ない。本当はナスタチウムです。こんなふうに畑で見ると花壇で見るときとは違って何やら別人ですね。緑に埋もれそうな夏の畑で鮮やかに咲き続けてくれるので、ぼうっとなりがちな頭にも心地よいです。
ナスタチウムは食べるとピリッとしたアクセントがあります。イカの刺身にキュウリとナスタチウムの自給コンビを和えると、なかなか満足度高いですよ。そして写真には写っていないけれど、そばにディルもあります。ディルは言うまでもなくキュウリをピクルスにするときの定番ですね。こんなふうにキュウリと一緒に食べたら美味しい野菜やハーブも添えていくと、菜園が楽しくなります。これもまたコンパニオンプランツのバリエーションと言えるのではないでしょうか。

さて7月のオープンファームは、おかげさまで満員御礼となりました。いつも少人数でやっているためにすぐ満員になってしまい、申し訳ありません。でも20人も30人も及びすると、なんだかお互いの話もできないし、やはり10人未満が適切かなと思うのです。ご了承ください。