こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
明日からしばらくの雨予報。今日はしっかりハンマーナイフで草刈りです。特に梅畑は、これから梅の収穫にかかるので、今のタイミングで草を整えます。全く地面が見えるような草刈りはもちうろんNGです。生えている草の種類を見ながら、刈る高さなどを調整します。場所によってはハンマーを走らせずに、刈払い機で草刈りをする場合もあります。草刈り一つでも、細かい技なのです。
「さとやま農学校」のメンバー有志が、今日はハーブの世話に専念してくれました。3人とも、同じ先生からメディカルハーブを教わっているのだそうです。そこで今日はベチバーの根の収穫。
ベチバーの蒸留は昨年もやっています。以下のブログをご覧ください。
ブログの一回目
ブログの二回目
こんな風にベチバーの巨大な根を手やブラシで丁寧に掘り出します。
細い根の集合体なので、乱暴にやると土に交じってしまうのです。遺跡発掘みたい。
細かいベチバーの根っこ。この作業の段階で既に香りがします。
これを丁寧に洗うのが結構たいへん。
この作業を経て蒸留に移ります。昨年の蒸留では頭がクラクラした、という人もいます。
ハーブの蒸留は、人それぞれの楽しみ方があるので、やはり少人数でゆったりテーブルを囲んで蒸留するのがいいですね。
こちらはネトルの花。この季節の風景です。
放っておくと種を飛ばして厄介なので、見つけ次第に株元から切り採ります。
おかげさまでたっぷりネトルが収穫できました。
またしばらくすれば、すぐにネトルは再生してきます。
ネトルは滋養強壮のハーブですから、夏を乗り切るにはなくてはならないハーブです。
こうして収穫するのが何より楽しいひととき。
ネトルや手前のエルダーフラワーは、通販のお問合せも多いのですが、この収穫の楽しさを味わっていただきたいので収穫はしていません。六月の農園WALKでも、愉しい収穫タイムがありますので、どうぞご参加ください。