こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
新緑の週末を皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
昨日はずっと雨だった分、各地のイベントは賑わったことでしょうね。
里山の随所でイタドリが伸びてきました。
ポキッと折って収穫しても収穫しても、また伸びてくる逞しさゆえに「虎杖」と書くのでしょうか。
昨日の雨を吸って、おそらくぐうっと伸びあがってくるでしょう。そうしたら今年も虎杖のジュース、ピンク色のとてもきれいなものができます。こうした野草は、それぞれにいろいろな効能があるようですが、私個人は薬用として見るよりも、季節の友達としてつきあいます。食べたり飲んだりして美味しい友達、あるいは草木染にして打つkぅ氏友達、あるいは蒸留して香りの素晴らしい友達、そんな日常的な付き合いが、結果として健康につながればいいと。
テーブル代わりに置いた切り株の上でキジが鳴いていました。
置物みたいな姿勢。
「キジも鳴かずば撃たれまい」というのは鳴き声が大きいだけでなく、その声がどうしようもなく調子を外したものだからと思います。なにしろひどいのですよ。
たとえば、春に可愛らしく歌うウグイスを撃とうと思う人はいないでしょう。
でもキジの場合は、その逆ですね。
あのなんとも言えない鳴き声・・・錆びた蝶番みたいな声、というか音は、いつ聞いても膝が抜けそうになります。
しかし、あの声でキジの雄は求婚をしているわけだなあ・・・きれいな羽だけで充分だろうに。
まあ、キジもウグイスも、日が伸びてきたから一斉にラムールの季節なわけです。
おおいに励んでおくれ。