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キウィの支柱を立てる

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
今日は朝から花曇り。いかにも4月らしい空です。
昨日は好転の土曜日とあって、道路は花見の車で大渋滞でしたが今日はそうでもないようです。いつものながらのソメイヨシノ大フィーバーは、いい加減どうにかならないものでしょうか?他にも花はいくらでもあるというのに・・・。

そんな世間をよそに、「さとやま農学校」でキウィフルーツの棚にする支柱を立てています。今日は課外授業の日。受講生の有志の方々が参加してくださいました。いわゆる単管パイプによる支柱です。よく見かけるものですが、せっかくなのでベースの固定をしっかりやりたいと思いました。昔の単管パイプは俗に足場パイプとも言って、肉も暑くて重くて丈夫でした。今どきの単管パイプは薄く軽くなりましたね。そのぶん弱い材質になっているので「足場パイプ」の名称では呼ばないのだそうです。そういえばホームセンターでも「足場パイプ」の名前はありません。

まずは整地をしてから、水の管を使った水準あわせ。久しぶりで段取りがもたつきましたが、受講生さんたちがてきぱきと進めてくださいました。

かつての足場パイプには、ベースにジョイントしてときに、上に抜けないようにピンを挿せるようになっていましたが、今どきのパイプにはそうしたものはありませんので、抜きボルトで留められるように単管パイプに穴を開けました。丸い管に穴を開けるのはなかなか大変で、本来はボール盤などを使うべきなのですが、ここにはそもそも電源もないので充電式のドライバーを使いました。センターポンチでめどを立ててから、小さな穴を開け、だんだんドリルビットの径を太いものに取り換えて穴を揉んでいきます。最後にボルトが貫通するほどの径の穴を開けて出来上がり。

こんな感じでベースアンカーを下からボルトで抜き出して留めました。水準合わせによって、それぞれのベースの高さが揃うようにしました。