さとやま農学校での自主企画「かまどづくり」の4回目です。
皆さんと少しづつ作りこみながら、さらに考えてまた手を動かす。手と頭の往復運動、これは愉しいですね。実に良い!
数十年前に東京から出てきて石窯をはじめて作ったあの頃に、円環がぐるっと巡って原点に戻ってきた気分です。
ただし、石窯は何度も作りましたが「かまど」は初めてです。もちろん普通のかまどでは面白くないので、そこかしこにこれまでの経験をもとにした仕込みを施します。その細部まで、全部お伝えするつもりです。
とりいそぎ、今日はここまでできました。この写真だけではなんだか分からないでしょう?これからだんだん作りこんでいきますので、どうぞお楽しみに。次回は一か月の間をあけて3月の下旬です。その間に「さとやま農学校2023コース」の開講があり、今年も多くの方々と春を迎えます。
かまどづくりを終えてからは、植えた苗木たちを見て回りました。先日の雨に潤って、それぞれの芽が膨らんできています。元気に育って欲しい、まずはそれを願います。というか、いつもそればかり。
まだまだ苗床にはこれから植えていく苗木もあり、それだけでなくて、もっと仕入れたい苗もあるのですが、さすがに手狭になってきました。さてさてどうするか。4月からの講座「さとやま草木譜」が始まるころには、ほとんど植え終えている予定ですが、カレンダー的には、あと一か月少々なのでした。2月は逃げる、3月は去る。春の月日は早い。