こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
昨日の「さとやま農学校」のプレ講座で皆さんと引っこ抜いたオオブタクサの山を、軽トラックで3回往復して農園まで運びました。重さは大したことないけれど掴みにくい。中空なので、大きなストローみたい。
このブタクサを、みんなでガサガサと畑の通路に敷いていきます。
そうすると、ほとんどがセルロースなどの多糖類ですから、これを畑の昆虫たちがムシャムシャと分解してくれます。春になって気が付けば、これほどボリュームのあるものが、いつの間にかすうっと姿を消しているのが、本当に驚きです。とりわけ堆肥などつくらなくても、こうして土ができていくのが自然農の楽しさです。里山のいたるところが荒廃してくるのは大変ですが、こうした農法がもっと普及すれば、輸入に頼り切った化学肥料など使わなくても土は作れるのです。