冷たい雨の中を、スタッフの人と作付けの確認作業をしました。
さとやま農学校の畝の、どの畝に何を作付けするか。そして、これまで採ってきた種の在庫の再確認と仕分け。
どちらも大事な作業です。
作付けについては、多種多様な作物の育ち方や、それぞれの畝でのこれまでの栽培履歴なども考え合わせながら決めていきます。あくまでも自給菜園をするときの基本になるように、例えば連作障害が起きるからナス科はローテーションする、というのでなく(それをできるほど一般の家庭菜園は広くない)、連作ありきでやテイク。むしろそのほうが結果としてもよい、というスタンスで作付けをしていきます。
近年の夏の厳しさも考慮して、作付けや収穫の時期を互いにずらすことも必要ですし、それによって作付けの前後関係も変化してきます。そうしたことも一年やっていけば大まかに見えてきます。何十年も前に、自分がかつて農業研修生だったころは、そのローテーションというのを理解できずに、やみくもに作業についていくばかりでした。そのころの経験も踏まえて「なぜこのタイミングで、ここにこの作物を作付けするのか」を講座の中では説明します。いわゆる貸し農園では、作付けのローテーションも何もありませんね。だいたい連休前にあれもこれもと無計画に買い込んでしまうのが、よくあるパターンです。
写真を撮り損ねたので、またのちにアップします。
「さとやま農学校2023コース」は、1名様だけキャンセルが出ましたので、先着順で受け付けます。