こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
上の写真は、このあたりで一番早く咲く梅です。
さすがに早すぎると思うのですが、この梅の性格的なものなのでしょうか。
梅の向こうの青空の下は東京です。
「自給のための自然農の野菜作り教室・さとやま農学校」の新年の様子です。
のんびりと、穏やかに、静かに、気持ちよさげに太陽を浴びる畑。草。向こうのケヤキも木も一緒。
誰もいない畑で佇んでいると、土の息吹、気配が漂ってきます。畑もまた命あるものという実感がしてきます。
夏草の猛ってくる季節とは別世界の静けさ。
1月は、本当に気持ちが休まります。
まもなく始まる育苗に備えて、ハウスを二重にします。
基本的に、ここまでする必要はないのですが、温かい天気が続いた後の大雪・寒波ということもあります。ゆるゆると育った幼い苗には、それが怖いので、その時のための備えです。
竹炭をドラム缶で焼いて里山循環農業
冬の間に伐ってきた竹を割って炭に焼きます。これは一般的なドラム缶の一重式でなく、もうひと手間かけた方式です。焼いた竹炭は、畑に埋めたり、苗土に混ぜたりするのでいくらあっても歓迎です。増えすぎた竹を、こうして地域で循環させるのが里山農業のだいご味です。
いつものコブシの花も咲きだしました。
さとやま農学校の3月開講に先駆けて、すでに申し込まれた皆さんとゆっくりプレ講座。十数名のご参加です。これはプロ野球に例えれば、春の自主トレみたいなものでしょうか。講座というよりは、ゆっくりと心身をほぐしていきます。初対面のご挨拶などしながら、すでに和気あいあい。この写真の作業は増えすぎたウドを掘り上げているところ。スコップだけでなくて根切りという重たい鍛鉄の道具を使います。
すっかりおなじみの石焼き鍋もお目覚めです。束の間のお正月休みでした。また今年もよろしく!
今日は定番の石焼きイモ。さとやま農学校の卒業生で千葉の南房総で有機農業をされている「東條ナチュラルファーム」さんのものです。さとやま農学校は自給のための野菜作り教室ですが、中には東條さんのように、プロの農家になる方もおいでです。
こちらも恒例のボカシづくり。ちょっと写真がボケているのは、湯気で曇っているからです。米ぬかを大量に売ってくれる米屋さんが軒並み閉じてしまったので、昨年の今頃は目の色変えて米ぬか探しをしていました。しかし、ないものを無理に探すのはもういやめて別の方法をとろうとおもっていたところに、今回限りは、5年以上経過した古米をいただきました。それでボカシを仕込んでいます。
プレ講座は始まりましたが、数名様の枠が残っています。
駆け込みのご参加OKです。お早めにどうぞ。