· 

固定種大根の収穫と「こども食堂」支援

固定種のダイコンを無肥料栽培@すどう農園
固定種のダイコンを無肥料栽培@すどう農園

こんばんは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

このところ、長崎・雲仙に旅行していたのでブログもちょっと中断状態でした。雲仙の話は、とても刺激的なものでしたから、頭の中で咀嚼しなおして、後日ゆっくりアップします。


雲仙から戻って本日は、野菜を収穫してお渡しする日です。すどう農園では、野菜の販売をやめたことはすでにお知らせしているとおりです。収穫した野菜は手伝ってくれた皆さんとシェアし、さらに地域の「こども食堂」や「みんな食堂」、相模原市のNPO法人「フードコミュニティ」さんによる「ひとり親家庭の支援活動」あるいは相模原市の「子ども若者支援課」による「一人暮らしの大学生支援」などに提供しています。コロナ禍によってアルバイトも減り、市内で一人暮らしをしている大学生の生活は厳しいようです。写真のような大きなダイコンを数十本用意しても、すぐに配り終わるらしい。一人暮らしでこんな重量級のダイコンを料理するというのも立派ですね。

秋に蒔いた種がいつの間にかムクムクと、ここまで大きく育ってくれました。
あの小さな種が、こんなに大きくなることの不思議、不思議。
ちなみに、本日出荷した野菜は、普通に売ったとしたら数万円に相当します。
けれども現金で数万円の寄付は難しいですね、というか私には無理です。それが野菜での現物なら手渡せるのは、なぜでしょう?
これはゆっくり考えてみると面白いことです。お金や「価値の交換」という人間の根幹に関わることですから。
またいずれ、続きの投稿でこの話は再考したいと思います。


さて「自給のための野菜づくり教室・さとやま農学校」の説明会もあと2回となりました。説明会に参加しなくとも本講座へのお申し込みはできますが、できれば事前にみておけるといいでしょう。説明会に来られない方のための動画もあります。