こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
無農薬栽培のローゼル(加工用のハイビスカス)の収穫が追い込みです。
9月の非常に長い雨のあと、昨日まで秋らしい日が1週間ほど短く続きました。今日からまた低気圧が続きそうですので、その前に出来るだけの収穫です。
ローゼルについては、まだご存知ない方も多いので、ブログでしばしば触れてきました。
下に過去ログを列挙しますので、ご興味のある方は御覧ください。
ローセルが咲き始めました
https://www.sudofarm.net/20190916/
ローゼル・大雨に備える
https://www.sudofarm.net/20201009rosel/
ローゼルの漬け込み
https://www.sudofarm.net/20190926rosel
ローゼルの種取りと加工
https://www.sudofarm.net/20200206rosel/
長雨の中のハーブたち
https://www.sudofarm.net/0706/
上の写真はローゼルの開花直前の様子です。アオイ科の花は、ワタもオクラもローゼルもトロロアオイ(花オクラ)も、どれも絵になりますね。見飽きることがありません。とくに夏の光を透かした姿は、本当に涼しげで癒やされます。
ちょっと小ぶりの花が咲き、そのあと真紅の萼ができたところを摘み取ります。
ローゼルの若い葉も、美味しいです。アオイ科ならではのトロッとした食感は、ほかにも夏の野菜に多いですね。ツルムラサキやエンサイ、モロヘイヤなど、紫外線から自分を守るためでしょうか。ローゼルの場合には、さらに酸味を加わっています。サラダに和えたり、使い方は色々あります。もっとメジャーな野菜になって欲しいと思います。
ローゼルの真紅の衣の中は、未熟な種子です。これは使いませんので、土に還します。種のほうが結構なボリュームがあるので実際に使えるローゼルはそれほどのボリュームではありません。
乾燥させたローゼルをフランスのマルシェで売られているのをSNSで見かけました。ハーブソルトで漬け込むのもいいでしょうね。来年は試してみます。ああ、もう来年の話。
というわけで来年がらみで申し上げますと「さとやま農学校2023コース」の現地説明会が来月から始まります。実習は3月からですが、それにさきがけて1月から動画の配信や折々に卒業生のみなさんも一緒になった新春の会員限定講座もあります。11月の説明会は埋まりつつありますので、どうぞ下のフォームからお申し込みください。