こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
6月中の梅雨明け宣言と言うのがあっさりはずれて、とんでもないゲリラ豪雨もありましたが、やはり農家としては空が干上がらないことには安心しました。自然農の畑は相当の大雨でも土が流れることはなく、雨が上がれば畑に入れます。とりわけ関東は火山灰由来のローム層なのでおおむね水はけが良いから、その点は有利です。それゆえに同じ自然農でも日本の東と西とでは、趣が違ってくるようです。不耕起栽培なども、どちらかというと土が粘土質で重たい西日本でこそ、本来の意味を発揮するのではないでしょうか。
「自給のための自然農を学ぶ農業体験・さとやま農学校」の皆さんも、ここまでくるとかなり基本形が身についてきます。逆に言えば、やはりこれだけしっかり回数をこなしてこそ身体で覚えます。自然農に興味のある人は、頭から入ってしまいがちなのですが、だんだん身体で理解するようになってきます。これが大事。オンラインでは不可能なことです。
草を刈って敷くということの意味も、やらないとわかりません。
「こういうことだったのか!」というのが猛暑や真夏になると沁みてきます。
農園の一歩外側ではイノシシがそろそろ出てきました。昨年はイノシシ・ブタに共通の「ポルコフィーバー」という伝染病が流行してかなり減ったようなのですが、そろそろまた増えてくるのでしょうか。
さて「さとやま農学校2022ショートコース」はおかげさまで満員になりました。講座の募集はメールマガジンの読者の皆さんに優先して告知しています。今後の講座や援農、あるいは来年の春の講座の説明会も冬に開催しますので、情報を逃したくない方はどうぞトップのページからメールマガジンをご購読下さい。