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夏ヨモギとブタクサ

数日前と全然違う草の生え方。見た瞬間にゲッとなります。毎年のことですが
数日前と全然違う草の生え方。見た瞬間にゲッとなります。毎年のことですが

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

ほんの数日で緑の海に溺れる季節です。

これで猛暑だとお手上げですが、今日みたいな小雨まじりは涼しくて気持ち良い。「さとやま草木譜」のメンバーの方とオオブタクサを抜いてヨモギを助け出しました。オオブタクサというのは、背丈はときに2mを越える巨大なものですが、根っこを抜くのは意外と楽です。ちょっとしたコツがありますけどね。ぐんぐん抜いていると「ランナーズハイ」ならぬ「草とりハイ」になってきます。もちろん暑い日にやってはいけません。

こうして抜いた草が朽ちて土になります。一部は空気中に戻るけれど、大部分は有機物として表土を創り、空気中の二酸化炭素を固定してくれるわけです。だから草が生えてくることを憂うるのでなくて、生えてきた草をどうするか、大いなる循環に身を委ねるのが肝心です。・・・と格好の良いことばかりも言えません。あの厄介なクズやヤブガラシ、宿根草の苧麻など強面が混じってきます。だいぶ伐ったマダケもまだ残党がいます。もう一息。ふた息。