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富士山麓の森で農的暮らし

富士山を真後ろに控えた畑。残念ながら曇って見えませんでした。次回は!
富士山を真後ろに控えた畑。残念ながら曇って見えませんでした。次回は!

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

久しぶりに富士山麓へ行きました。

「自給のための自然農の野菜づくり教室・さとやま農学校」を終了したMizuki Miuraさんの新天地になる畑があります。
三浦さんはサックス奏者として東京とベルリンで活動をし、その延長としてここ忍野村で農的な場をつくりはじめました。
まだ始まったばかりの、飛行機で言えば離陸のために滑走路に入ったばかりのところですね。

私もそうでしたが、初めての畑を踏みしめて歩くときの気分は、なんとも言えないものです。
高揚感が胸いっぱいにこみ上げてきます。

さすがに涼しい忍野村。ヨモギも、どこか涼しげに元気に育っています。もちろん大事な畑のメンバーです。どんなふうに付き合うか、ヨモギ以外の畑の面々とも、じっくり顔合わせをしながら一緒に考えました。

そしてもう一箇所、こちらは森です。
ミュージシャンとして、サックスが遠慮なく吹ける森も・・・と願っていたところ、ご縁があったのだそうです。具体的なことを願う力は大事です。

森の奥へ入っていきます。
森の奥へ入っていきます。

素敵な樹が静かに並ぶ森でした。
一本づつ樹の声を聴く様子。
三浦さんは「さとやま農学校」のときも土の音や風の音をじっくり聴いている生徒さんでした。
きっと、いろいろな声が聴こえるのでしょうね。

これからが本当に楽しみです。
農的暮らしや移住を志す人がとても増えてきましたが、三浦さんのように、なにかコアがあることは大事です。何が好き化、何をしたいのか、それがあれば、知らない道のりも切り開いていけるし、大変なアレコレも楽しくなります。自分のかつての姿を思い浮かべることもできて、とても良い一日でした。
これから段々と「音楽の森」のような場所を創っていくのだそうです。きっとサポーターが少しづつ広がるでしょう。こちらでも折々にブログで様子をお伝えしたいと思います。