こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
「自然農の野菜づくりを学ぶ・さとやま農学校」でも夏モードに入りました。
もちろん無理はしません。
ゆっくり呼吸をして、土と太陽のはざまに自分を置くこと。
頑張ることより続けることです。
どうしたら、少しでも楽に、小さな力で農ができるか、夏はとりわけそれを試していきます。この数年で、さとやま農学校としても小さな農業のスキルを蓄えて来ましたが、気候変動のいまにあっては、まだ改善・進化の余地はあるでしょう。
トマトの手入れもこれからずうっと続きます。はじめは慣れなくとも、繰り返すことで見えてきます。トマトは4月から冬までの長距離走です。あるいは都会だったらミニトマトなどは冬をこすでしょう。だから長距離ゆえの面白さがあります。そのためにもトマトの表情を、若いうちからずっと感じること。色や姿形、あるいは茎に生えた毛の様子まで、感じることです。
自然農キャベツを収穫体験
自然農のキャベツの収穫も始まりました。この時期の無農薬栽培のキャベツがどれほど貴重なことかは、3月の種まきから育ててきて実感が湧くことでしょう。種まき、育苗そして虫を防ぐこと、あれこれ手間をかけてのキャベツは、ずっしり重たいです。収穫した途端、切り口から水が滴る様子に皆さん驚きますが、キャベツは水が大好きな野菜なんです。そして間もなく冬に向けてキャベツの種まきも始まります。この猛暑に苗を育てることは毎年チャレンジです。
ハーブたちも、いつの間にか大きく育っています。アーチに絡んでいるのはホップです。小さな花がついてきました。ホップをたくさん育てて、いつかホップを詰めた枕を作りたいものです。
夏になれば秋が来ます。その次は冬です。当たり前ですね(笑)
暑いときには、私たち農家はすでに秋冬へと気持ちを進めています。
7月の「さとやま草木譜」は夕方からの涼しい時間帯にシフトします。
「さとやま農学校・秋のショートコース」は9月からの開講に先駆けて、動画で畑や種の話をお届けします。
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