こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営みながら都会のみなさんに農的暮らしの入り口をご案内している「すどう農園」です。
今年で4年目になる「さとやま農学校@国分寺カフェスロー」が開講しました。
今年の11月まで毎月第2水曜日の夜に開講します。お陰様で4年連続の満員御礼です。
昨年までは、カフェスローの姉妹団体である「スローカフェ」の鈴木純さんにずうっとお世話になっておりましたが、純さんが山梨にご家族で移住されたことから、今年からカフェスローさんの主催となりました。アットホームな雰囲気はそのままですし、スタッフで参加してくださるのが店長の山本さんに加えて、安崎さんに福井さんという相模湖の「さとやま農学校」を卒業されたお二人なので、すっかりリラックスした空気で帆をあげることができました。
一昨年、昨年と同様にコロナ禍は収束したわけではありませんが「こんなときこそ土に触れようよ」というのが、いまなお全く変わらない心構えです。昨年も鈴木純さんから「状況がどうなろうとまるでブレがないですね」とお褒め頂いたのを誇りに思っていますが、私に限らず世界中のオーガニックの仲間たちは、大なり小なり、同じ心持ちであると思います。
講座の内容は、4年目になると、かなりこれまでの参加者のみなさんからフィードバックされたことが蓄積されてきています。何と言っても都会で野菜を育てるというのは、自然に囲まれた農村で野菜を育てるのとはわけが違う、かなり厳しい面も多分にあるのです。それを承知の上でなお、こうして野菜を作ってみたいという皆さんの原点回帰の志には、むしろ私たち農業者は襟を正すべきでしょう。都会の方々も、今やこれほどまで真摯に農の現場に向かい合う時代になってきたわけですから。
講座で教えきれない部分は、こうして農園で動画や写真を撮ってオンラインでフォローします。受講生のみなさんからもご自宅の様子を会員制のSNSにアップしていただいて、講座以外のときもやり取りをします。農園で野菜を創るのとはまた別世界の大変さもあり、ときに絶句してしまうような状況の写真もあり、それは非常に難しい質問が多いのも事実です。つくづくアウェイの試合をしている気持ちになります。しかしそこには、自分の畑だけでは伺いきれない世界があるのです。これも魅力で続けてきました。さて今年も、どんなご質問に出会えるでしょうか。
さとやま農学校から生まれたスパイス講座@国分寺カフェスロー
このカフェスローを舞台に「さとやま農学校」のご縁で新しい講座が2022年の5月から始まります。
昨年度の「さとやま農学校」に通ってこられた「heart of India」さんによる「アユルベーダ・インドのお家のスパイス薬箱」です。「さとやま農学校」でも、折々にカレーパーティーを今も賑やかにやっています。畑でたくさん作って食べるカレーは美味しくて愉しいですね。そのHeart of
Indiaさんが、ヨガの勉強をするために長年インド各地に通うなかで出会ってきたスパイスを網羅しての講座です。
実はスパイスだけでなく、インドの農村でアジュラックのパンツなどもプロデュースし、販売まで手掛けていらっしゃいます。なにかこう、身も心もインドに一体化した方。とても素敵でオススメの講座です。開講も迫ってきましたので、下のフォームからお早めにお申し込みください。