こんにちは。
お向かいの茶畑の実がこぼれてここまで来たのでしょう。
見回せば数本の茶が芽生えています。
いまの時期は草がないので、実生(みしょう)の芽生えを探しやすい季節です。
掘り起こして別の場所に植え替えます。
この木が大きく成るには何年もかかることでしょう。
かつては自分で楽しむつもりで果樹などを植えたものですが、いまはもうそういうことはあまり考えなくなりました。ずいぶん色々と植えて、その収穫も楽しめたから、自分に関しては「足るを知った」というところです。
それよりも次の世代の人たちが、例えばこうしたお茶を摘んで、ほうろくで焙って、手で揉んで野点のお茶を頂くというのを続けてもらいたいものです。ときに実がつけば、それでアクセサリーを造るのも楽しいでしょう。木枯らしの中で番茶を刈るもよし。
木を植える楽しみは、そういう想像ができることにあります。
週末は「さとやま農学校」の2022年コースの皆さんのプレ講座として、落ち葉を集めます。
落ち葉をカサコソ掃き集める気持ちの豊かさを味わって欲しいと思っています。
落ち葉をカサコソ掃き集める気持ちの豊かさを味わって欲しいと思っています。