新暦の七夕での畑は、雨が上がって夏の予感の晴れ間。
そしてまもなく旧暦の水無月に入ります。
「自給のための無農薬の野菜づくり教室・さとやま農学校」の畑もボリューム感が出てきました。
2種類植えた枝豆のひとつが収穫の始まりです。
まずは美味しそうな鞘だけをハサミで収穫します。
枝豆というのは、本当に美味しい瞬間というのが短いものです。
枝豆の専門農家さんは、一番絶好のタイミングで収穫し出荷します。枝豆自身が出すガスで老化しないよう特殊な袋にパックして出荷する場合もあります。それくらいタイミングが大事。だから枝豆を買ったらタイミングを逃さずにに食べてくださいね。自給であれば「これはうまそうだ」と思える鞘だけを取ればいいのです。自給の野菜づくりだからこそできる贅沢な枝豆。
枝豆の鞘を茎から取る作業を「脱莢(だっきょう)」といって、専門農家ならこれは脱莢機(脱穀機みたいなもの)がやってくれるのですが、もちろん農学校にはそんなものはないので、手で摘み取ります。もう少しすれば株ごと根本で切ってしまえるのですが(いわゆる枝付きの状態)、今回はまず様子見。そして来週辺り、梅雨明けの気配を感じながら枝豆三昧になることでしょう。ビールが楽しくなりますね。
カボチャもぐんぐん大きくなります。
豪雨にも負けず、宙に浮くほどの勢い。7月中には収穫が始まります。
皆さんまちきれない様子ですが、カボチャの付け根がまだ青い。これがコルク状になってくれば収穫の目安。
まあ、いましばらくお待ち下さい。その次にはスイカも控えています。