こんにちは。
神奈川の自然栽培「すどう農園」です。
都会で無農薬の野菜づくりの基本を学ぶ「さとやま農学校＠国分寺カフェスロー2021」
5月は、お茶の葉を持ち込んでの紅茶づくり。これは楽しい醗酵の基本ワーク。
なるほど、醗酵とはこういうものか、というのがリアルに体験できます。
農業の醗酵、食の醗酵、それぞれがとても密接な関係にあることをぜひ知ってほしいと願ってこの講座を初めて３年目になります。いま味噌作りなどの醗酵食を始めた方々は野菜などの食の自給あるいは衣類など自給の全般に関心を持っていて、ジャンルを越えて目線が自由自在です。専門分野になると食品加工と作物栽培はずいぶんジャンルが違って来てしまうものですが、手作り・自給のレベルではそういった垣根は越えて、もっと自由に世界を眺めて見るのがいいですね。そうなってくれば、同じ作物でも食用になったり、繊維になったり、あれこれと多様な面を持つことが見えてくる。自然界と関わりながら生かされていくことの面白さ、奥深さが感じられてきます。
畑から取ってきたカモミールやノビルなどの苗も持ち帰り。
あるいは４月に配った野菜がうまくできなかった人にはフォローで苗を差し上げたり、あれこれ。
いつもながらの、あっという間の２時間です。今年も熱意あふれる皆さんとの一年間が始まりました。
そして、カフェスローの建物の外側は、川に面した細長いスペースに野菜や果樹を植えています。
降りていくのがちょっと難儀ですが、そんなハンディのなかでの自給菜園を、下のフォトギャラリーでご覧ください。
カフェスローさんも、今回の自粛でかなり経営的に大変な状況のようですが、そんな中でもこうして場所を提供してくださいます。
