こんにちは。
５月の立夏を過ぎました。
無農薬栽培のフレッシュハーブの通販がそろそろ始まる季節を迎えます。
すでに今年（2021年）のフレッシュハーブ通販のお問い合わせや告知のご希望を多くいただいているのですが、今一つ今年は育ちがゆっくり目のようです。ただし、例年の栽培記録と照合すると、そんなに遅いわけではないのです。春先に異常なほどの暖かさがあり、桜も桃も藤の花も、すべてが記録的な早さで育ってしまった。その後は厳しい寒の戻りなどもあり、後続の面々が足踏みしたぶん、なんともいえない間が空いた。そうした感じのように思えます。
そんなわけで毎年毎年、本当に畑仕事は新しい経験ばかり。いつまでも一年生。これは悪くないものです。
昨日の投稿の付け足しです。
写真のヨモギの手前に深い穴が見えます。これは昨年の夏に掘った穴です。私が掘ったものではなくて「講座・野鍛冶になろう」の講師をしてくださった廣田岳さんがスコップひとつで背丈を超える穴を３つも掘ってくださいました。実は次回の講座の下調べも兼ねてのことでしたが、この穴がなんだか不思議な気配で気持ちが良い。廣田さんの次なる講座は、只今企画中ですので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
そしてこの穴の周囲に生えたヨモギが実に育ちが良い。
掘り出された土のミネラルが有効化される「乾土（かんど）効果」もあるのでしょうが、それにしても不思議なものです。雑誌「現代農業」で穴掘りによる実例を紹介していますが、それを意識したわけではないのですが・・・やはり大地の息吹が吹き出してくるのでしょうか。面白いものです。まあしかし、こんな穴を普通に畑では掘れませんからね（笑）。