こんにちは。
神奈川で自然栽培の野菜とハーブを育てながら農的暮らしの楽しさをお伝えする講座を開催している「すどう農園」です。
「自給のための無農薬栽培の野菜作り教室・さとやま農学校」も春の寒さと夏の対策の両方に入ります。なにしろ昨晩が「八十八夜の別れ霜」ですから油断はできません。万が一に備えて不織布がまだ外せません。しかも雨風の激しいこと。
イネ科の草は早くも穂をつけ始めているので、先手必勝で刈っていきます。草の刈り方も、体力や時間の余裕、畑のレイアウト、作付けスケジュールなど、各人の事情に応じた草の刈り方があります。いわば「草と自分との間合い」は通り一遍ではないので、だんだん繰り返すうちに「自分はこのパターンがやりやすいな」というのが分かってきます。理屈よりも身体で納得できるかどうか、それが自給の畑づくりに大事なことです。理念に溺れないこと。
雨の合間に間引いて育てるコカブ。
まだ大きくなりますが、無肥料栽培なので化学肥料で力づくに太らせたものではない。素直な味です。
本日、とても嬉しかったのが、春に下の畑から移設した石窯で、畑のヨモギを使ったパンが焼けたことです。
焼いてくださったのは朝見さんご夫妻。横浜で二十年近いキャリアの元パン屋さんご夫婦で、さとやま農学校の6期生でもあります。昨日からの強風が吹きすさぶ中でのパン焼きはインドアとは違う大変さがありますが、さすがプロですね。酒種とヨモギの香がマッチした焼きたてを皆さんでいただきました。畑に寄り添う農的暮らしのパートナー。これが本来の石窯です。
明日5月3日も農学校のフォローコースがあります。
明日は少人数なのでハーブの移植など、しっかりやろうかと。
最近ブログにあげていなかったハーブの様子もアップできそうです。