こんにちは。
「自給のための野菜づくり教室・さとやま農学校」でつくる野菜のほとんどが固定種で、そのうちの主要なものは何年か種取を続けているものです。
ブロッコリーに限らずアブラナ科の野菜は日本の種苗会社が得意とする分野でもあり、世界的に見ても日本の種苗会社の交配品種（F1）がブロッコリー種子の相当なシェアを占めているそうです。俗に「棚保ちが良い」という言い方をするのは、このブロッコリーつまり蕾の集合が簡単に咲いたりしないで、しっかりと蕾の形を保っていることが商品としては大事なのです。もちろん食感にも関係がありますね。
それはそれとしてブロッコリーの種を取りたいと思い、いろいろな品種を試してきました。頂上部の大きなブロッコリーを取る従来型の品種よりも、自給を前提とすれば枝ブロッコリーのほうが少しづつ新鮮なものを食べられるので、こちらを狙いました。
欧州の固定種をいくつか栽培してみて相模湖に適したような品種を畑で残したものがいま花を咲かせ始めています。
