こんにちは。
神奈川で自然農を営む「すどう農園」です。
「首都圏の野菜づくり教室・さとやま農学校」も、すっかり畑じまいの段階です。みんなで春から作り込んできた支柱やネットなどを片付けます。来春に入ってくる皆さんにはゼロから支柱立てなど覚えていただくために、こうしていったん解体します。
収穫のときに崩れた畝も整えます。畝と畝の間の測り直しもします。こうして、だんだんと3月の開講の風景に戻ってきました。もう一年か、早いね、という声が聴かれるのもこの時期です。まあ、夏の暑い最中は長く感じますが、秋のお彼岸を過ぎる頃にはだいぶ一年の様子が身体で分かってくるものです。
ナスタチウムもすっかり枯れました。こんな具合に、霜が降りると畑で頑張っていた夏野菜たちは土に還る支度を始めます。冬野菜は、自分が凍ることのないように体に糖分を蓄えていきます、これが甘み、旨味のある野菜になります。
トマトも終了。何度も収穫と整枝を繰り返したおなじみの姿ともお別れです。ザクザクと切って土に還します。今はたくさんある枯れ枝や茎も、春を過ぎる頃には虫や微生物の餌となって、すっかり姿を消していきます。
キュウリやかぼちゃ、その他多くのウリ科の野菜を育てた支柱も片付け。支柱立てはなかなか手間のかかる作業ですが、解体するのはあっという間です。
今日の焚き火ご飯は、定番の石焼き芋二種(サツマイモ&里芋)に加えて、せいろでカリフラワーを蒸しました。
採れたての無農薬・無肥料栽培のカリフラワーの蒸し野菜。カリフラワーの葉まで甘くて溶けるよう。こんなひとときに、自給の贅沢・醍醐味を感じます。
「さとやま農学校2022コース説明会」は12月も開催します。3月からの本講座へのお申込みもだいぶ埋まって来ました。ご興味のある方は、下のリンクからお早めに説明会にお申し込みください。