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すくなカボチャの種取り

在来種の種取りを学ぶ@さとやま農学校・すどう農園
在来種の種取りを学ぶ@さとやま農学校・すどう農園

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら野菜作りの農業学校を開催している「すどう農園」です。

 

自給&無農薬の野菜づくり教室・さとやま農学校の受講生さんが、ご自宅で自給用に育てた在来種の「すくなカボチャ」を持ってきてくださいました。立派な姿!まずは生のうちに種を採ります。それからサツマイモのように石焼。
カボチャは西洋種とアジア系のものとがあり、今は西洋カボチャの方が多い。いわゆるホックりした栗のような食感のカボチャです。今回の「すくなカボチャ」はしっとりした食感で、出汁で炊くと滋味がある。それでも今回のように石焼きにすると舌触りも良く、味わい深いものです。いつもながら、シンプルな石焼は素材の味わいを引き出してくれます。

 カボチャの種取りは、ツボを外さなければそれほど難しいものではありません。しっかり完熟するまで収穫を待つこと、収穫したカボチャをさらに一定期間置いておくことで、中の種を成熟させることです。自然界のカボチャは、元気であればすぐに腐ることはありませんね。カボチャの栄養をだんだんと種に吸わせながらやがて土に還っていくわけですから、できるだけ同じ流儀で扱ってあげたいものです。ただし貴重なカボチャなので、まったく食べずに土に還すわけにはいきませんから、頃合いを見て料理するというわけです。こうして今回も採れたカボチャの種を、また「さとやま農学校」の皆さんと育てていきます。種を採ることで、時間のつながりと横のつながりが感じられるわけです。

固定種カボチャの種取りを学ぶ@さとやま農学校・すどう農園
固定種カボチャの種取りを学ぶ@さとやま農学校・すどう農園
しっとりとした味わいの「すくなカボチャ」@さとやま農学校・すどう農園
しっとりとした味わいの「すくなカボチャ」@さとやま農学校・すどう農園
固定種カボチャの種取り@さとやま農学校・すどう農園
固定種カボチャの種取り@さとやま農学校・すどう農園