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講座・火と暮らす2020 初日

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら野菜作りの農業学校を開催している「すどう農園」です。

 

講座・火と暮らす2020の初日でした。
 

毎年ほぼ必ず晴れると言われている11月3日なのに珍しく朝まで雨。これも今年の特徴でしょうか。

長かった梅雨と熱かった夏と、また長かった秋雨をバッサリ断ち切りたい。
そんな想いを込めての開講です。
太陽や雨には人間はどうしようもありません。それぞれがありがたい恵みでありながら、やはり度を過ぎた時にはうなだれるしかない、それが火だけは、人間がかなりの裁量で思うままに使うことができるのです。獣や鳥にもできないこの作法は、やはり私たち人間の原点として大事にしたいものです。
 

「普通の焚火が、どうして暖かくないのか?」そんな素朴な基本形の提起から講座は始まります。
竹のパン焼きや、石焼き芋など、シンプルなところも合間に交えつつミニチュアのオーブン製作へ。
石窯や五右衛門風呂、マスストーブなどに共通する火の原理と性質を理解してもらうのが第一の目的です。
そしてその後は、皆さんそれぞれの「火のある暮らし」へとつながればいいし、できる限りフォローもさせていただくつもりです。次回は恒例の石窯体験、そしてその次は五右衛門風呂へと「火のある暮らし」は続きます。今回の写真は受講生OBの眞弓さんにご提供いただきました。ありがとうございます。