こんにちは。
神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら野菜作りの農業学校を開催している「すどう農園」です。
「自給&無農薬の野菜づくり教室・さとやま農学校」では、秋の収穫があれこれと賑やかになりました。なかでも今年は雨もたっぷり降りすぎるほど降ってくれたので、サトイモが豊作。講座のたびに収穫がたっぷりです。
掘り出したサトイモをモデルに、少し基本的なおさらいをしましょう。上の写真はサトイモの全体像です。小さく見えますが、大人の背丈くらいあります。
拡大するとこんな感じです。一番大きな根塊の下の部分が今年の初夏に植え付けた種イモの名残です。
その種イモから茎が地上に伸びて、ご覧のような太い茎葉になりますが、その茎の付け根が太って親芋になります。
親芋も茎をむいた中心部は食べられます。下の写真は、親イモの外側をむいて白い可食部(イモ)を見せたものです。
ちなみに、サトイモの茎は決して食べてはいけません。口の中と言わず喉と言わず、とんでもなく痛い目にあいます。ですから、こればかりはイノシシでも食べません。道の駅などでは「ずいき」と言って干した茎が食用に売られていることもありますが、あれは普通のサトイモではなくて別の品種です。くれぐれもご注意ください。
さてもう少し説明です。
親芋の肩から生えてくるのが子芋です。売られているサトイモは、この子芋あるいはさらに小イモから生えてくる孫イモです。ご覧のように小イモからさらに茎が伸びてきていますが、これは親芋と同じように注意して食べます。
繰り返しますが、サトイモは種イモ、親芋、子芋、孫イモと世代を重ねていきます。種イモと親芋は違うものであることを知ってください。ここからも分かるように、サトイモをたっぷり作るには、水と太陽そして土寄せをしてイモを増やしていくことが大事になります。さとやま農学校では、土寄せとボカシ肥料の組み合わせで美味しいサトイモをたっぷり作っています。
その「さとやま農学校」の説明会も11月はすべて満席になりました。年寧波まだ12月の開催があります。
年内にお申込みの秋があれば1月の説明会もありますが、なるべく年内の説明会のご参加をお勧めします。