こんにちは。
神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
5月5日は「さとやま農学校・初夏のショートコース・ハーブ編」でハーブ苗の定植をしました。上の動画はホーリーバジル(トゥルシー)の苗です。春先はセルトレイ(128穴)で育苗していましたが、気温が上がってくるにしたがってセルの土も乾きやすくなるので、セルトレイというよりは25穴もしくは36穴ほどのトレイ、あるいはセルでなくて一枚ものの育苗トレイにと蒔き床を替えていきます。この辺りは説明が必要なので、講座の中でも使い分け方などを説明しています。
ホーリーバジルの定植のタイミングは地上部と根の伸び方で判断します。苗の扱い方も丁寧に。これが大事で、ゆっくりやればいいというものではないのです。相手を気遣う気持ちの問題。あたりまえですが苗は生き物、それも生まれて間もない生き物ですから、苗の気持ちになって扱ってあげることです。赤ん坊を産湯に入れてあげるような気持ちです。もう毎年も毎年も、膨大な数の苗の定植をやってきていますが、どれほどやってもこの気持ちは変わりません。産湯です。
ショートコースはコロナウィルス対策で、6月いっぱいまで講座の日数を増やしましたので、ご都合に合わせて参加日を調整できるようになりました。3回コースもあります。埋もれるような緑の中で癒されてください。