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街で自然農・世田谷ものづくり学校にて

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
 

街で自然農@世田谷ものづくり学校の畑に行きました。3月におろした種の様子がとても気になっているので、見てきました。自然農では種をまくことを「種をおろす」と言います。まさに、天からイノチが降りてくる感じの漂う言葉遣いですね。
 

連休とは思えない静かな中央道を駆けて到着した都心の畑の景色。みなとても元気に育っています。よかった!
目の前が渋谷という都会にあっても、大地の力は健全です。コマツナ、ニンジン、ラディッシュ、クローバー、株ネギ、それぞれに初夏を謳歌している気配。特定の野菜だけを育てるのでなく、野菜が育つ世界を、自然の力の中で人間が整えること、自然農の考え方は、いまこのようなウィルスで揺れる人間に大きな意味を持っています。


互いに活かしあう共生の関係は、多様な命が寄り添いあって成り立つものです。特定の野菜だけが大事、人間だけが大事というような不安定なシステムは、いったん崩れると今のようなカタストローフに陥ります。誰か一人が勝つ、あるいは負けるというのでなく、程ほどにお互いが生きていられる関係づくりが自然農の基底であり、それこそが都会であえて自然農という看板を掲げた理由でもあります。

 

好天のもと、今日は「すどう農園」で種取りをしている固定種のトマトやキュウリ、メロン、カボチャ、その他もろもろの種をおろしてきました。今この時期に、家を出て土に向かうことの意味をかみしめて。こないだの遠足に引き続き、今日も石田紀佳さんと話をしました。ご自宅から自転車や徒歩で来られた少数の受講生の方々とも、心境をシェアしました。いい一日でした。
5月の講座は実施の予定ですが満員なので、6月以降の単発参加をご検討ください。 

 

 

さとやま農学校・初夏のショートコース」は少人数ですが、お申し込みができます。6月いっぱいまで講座日を増やして、来られる日の選択肢を増やしました。お友達と交代で参加できるシェアグループ制度もあります。ご自宅に苗を持ち帰ってのプランター栽培のフォローもします。緑萌える農園で新緑を味わってください。