こんにちは。
神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
今年2020年の「さとやまハーバルライフ」は、コロナの影響で秋に延期した1回分を残して最終回となりました。
昨年は夏の猛暑と秋の台風で翻弄されたので今年の講座は前半に持ってきたのですが、それがコロナにぶつかって、ご参加の叶わない方もおいででした。しかし、こうした事態にあえばこそ、里山のような場所が都会に隣接してあること、植物が日々に寄り添ってくれることの大事さを感じます。部屋にこもることもなく、いつも通りに植物に触れられることの、こんな普通なことがどれほど大事な事か、平地と比べて生産性が劣るのなんのという物差しだけでは計測できない価値があります。
最終回では、農園のハーブを使った紫外線対策のジェルづくりとエルダー(西洋ニワトコ)など思い思いに摘んで束ねてスワッグづくり。気ままに野のものを摘むのは「食べるものを取る」という動物的な本能だけでなく「遊んで楽しむ」という人間ならではの部分にも働きかける両方の楽しさがあります。だからやめられないのですね。
お楽しみのランチは、ハーブをたっぷり使ったパエリャ。咲いたばかりのフェンネルがよく効いて贅沢なひとときでした。
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