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初夏に向けてハーブの準備

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。


4月の14日から「さとやま農学校・初夏のショートコース・ハーブ編」が始まる予定です。ただしコロナウィルスの状況が見えないため、コロナウィルスへの対応として講座の開催の日程を増やしました。現在のお申し込みは少ない人数ですので、密閉・密接・密集などはなく、むしろ太陽や風のなかで新緑に浸っていただくことは、いま不安に覆われている心身のためには大事なことと思います。

全部で6回のコースと3回のコースがありますが、ご都合に応じて参加の日程を選べます。お友達と交代で参加できるシェアグループ制度もあります。ご自宅に苗を持ち帰ってのプランター栽培のフォローもします。緑萌えるハーブ園でハーブの旬を味わってください。今日は、いま育っている苗の様子を一部アップします。今日の雪が上がれば、潤った大地からさらに緑が萌えたって来ることでしょう。情報に覆いつくされて閉塞しがちな五感を、ゆっくりと開いてください。

ホップ「カイコガネ」でホップのアーチづくり

ホップ「カイコガネ」の苗を取り寄せました。ホップのアーチができるでしょうか。
ホップ「カイコガネ」の苗を取り寄せました。ホップのアーチができるでしょうか。

ホップの苗「カイコガネ」を取り寄せました。ホップの株は雄雌が別です。香りのよいホップの花が取れるのは当然雌の株ですが、種から蒔いて育てたのでは雄雌が分かりません。まずは苗で購入していくことにします。ホップの花は小さくて清楚な花が咲きます。ホップの可憐な花が絡みながら咲いているアーチを今年の講座でも作ってみたいものです。

アマチャヅル

ハーブ体験農園でフレッシュハーブの栽培と収穫体験
アマチャヅルは「すどう農園」の里山にも自生しています。

アマチャヅルは「すどう農園」の里山にも自生しています。もうじき4月8日はお釈迦様の誕生日ですね。この日に甘茶を呑む習慣がありますが、まだその頃には甘茶はそんなに伸びていません。この辺の季節のずれた感じは、旧暦の4月8日に甘茶を呑みなさいということなのでしょうか?ちなみに旧暦の4月8日は、今年の場合は新暦の4月30日です。

ブルボンゼラニウム

ブルボンゼラニウム。ハーブ体験農園。
ブルボンゼラニウムは、数あるゼラニウムの中でも一番のお気に入りです。蒸留した香りは酔いしれるよう。

ゼラニウムは非常に多くの種類がありますが、今まで育てた中ではブルボンゼラニウムが一番のお気に入りです。蒸留した時の香りは酔いしれるようです。ただし寒さに弱いので冬を越せません。だから春が楽しみ、ああ今年もブルボンゼラニウムに会えると思うとワクワクするし、実際にまたこうして畑で葉をさすって香りをかぐだけでとても嬉しくなるのです。人間の気持ちって、理屈抜きで嬉しくなったり悲しくなったりする部分があって、それはやはり嗅覚のような脳の奥底に働きかけてくれる業なのでしょう。