マリーゴールドの草木染＠世田谷ものづくり学校

こんにちは。

神奈川・相模原（相模湖）で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。

本格的な冬です。夏から茂っていたものが野菜も雑草も一通り枯れていくなかで、マリーゴールドだけは鮮やかに色づいています。メキシコ原産で、タイやインドでも日常生活に欠かせない花として愛されている花ですが、こんなに寒さにも強いのです。畑では土壌の中の「センチュウ」と呼ばれる小動物を抑えてくれる働きもあります。こうして花が咲き続けることで、冬に備えるハチたちの貴重なよりどころにもなってくれます。いま世界的にハチの数が激減しているそうですから農園では積極的にハチの立ち寄りやすい花々を育てています。春はクローバー、秋はこうしたキク科がメインです。

マリーゴールドに限らず、冬の朝日は夏とは違った美しさです。寒さで身が引き締まるなか、霜がだんだんと太陽に照らされて輝く位置が移動していく様は思わずじっと立ち尽くして見入ってしまいます。

春から「世田谷ものづくり学校」で続けてきた「いのちの感謝祭」では「すどう農園の種の話＆WS」と、石田紀佳さんの染めのワークショップとセットで開催させていただきました。最終回の昨日はマリーゴールドの染めというので、こちらの畑からも、気持ちばかりのマリーゴールドの差し入れ。そうして来年についてのお話も色々とご相談。何しろ都心とは思えない、気持ちのこもった植物空間・生活感のある空間が迎えてくれます。今年は初顔合わせだったのですが、来年はここからもう一歩、都会と里山が相互乗り入れできるような形を創っていきたいと思っています。どうぞご期待ください。

「首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」の2020年コースの現地説明会は、お申し込みを受け付けています。「とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、どうぞお越しください。じっくりご説明したいので、毎回少人数で開催していますので満員締め切りになった回もあります。本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。説明会の詳細はこちらのリンクです。