首都圏から日帰りで無農薬の野菜作りが学べる「さとやま農学校」も、2019年の講座は残すところあとわずかとなりました。今年は雨が多かったので、その分夏の野菜たちの成長が遅れ気味でしたが、今になってどっと追いあげてきて収穫のラッシュです。すっかり受講生の皆さんも収穫に慣れてきて、それは大人だけでなくて子供たちも同じです。
特に小さい子ほど目線が低くて地面に近いぶん、色々な世界が見えているのでしょう。先入観もなく、五感に触れるものに等しく感じていけるのは素敵なことと思います。はじめのうちは野菜を踏んでしまうのではないかと親御さんも心配されますが、むしろ野菜を踏んでいるのは大人のほうだったりします(笑)。どうしても頭に感覚が集中してしまって、足元に注意がいかないのです。そういうときは、いっそ裸足になるといいですね。普段使わない足裏に神経が集中して、「ここに何があるだろう?」「変な虫でも踏んだらいやだなあ」とか「土が柔らかくて気持ちいい」「地面は思ったよりも暖かい」などと理屈抜きで察するようになります。野菜を作る畝の高さの違いなどは、体が小さい子供のほうが敏感ですから「ここは高さが違うから入らないほうがいいかな」というような察しがついてきます。小学校に上がる前の、まだ歩き始めて間もないような年齢のお子さんですら、そんな感じです。
「首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」の、2020年コースの現地説明会は、11月から始まります。とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、どうぞお越しください。本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。
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