前回の「自家製酵母の話1@国分寺カフェスロー」からすっかり時間が経ってしまいました。
講座の翌日は台風19号に備えての畑の準備。
翌日は台風本番、
そのあと、こちら相模原市緑区は、全部で90か所以上の崖が崩れるという、
とんでもない状況で国道も鉄道も中央道も止まりました。
八方ふさがりのなかで、本当はそんな時こそ静かに微生物の世界に耽る。
台風があろうとなんだろうとミクロの世界は穏やかですから。
とはいうものの、ヨーグルトメーカーで27度を保っておき、
毎日、水と粉を足してあげるだけの作業でした。
ぷくぷく泡が出てるのを確かめて、だんだん酵母が増えてくるから、
一部は取り分けて冷蔵します。
下の写真のように、粉を多めにして、キビ団子のように固めます。
これをビニール袋にぴっちりと密封して、つまり酸素が少ない状態にして冷蔵庫に入れると、
休眠モードに入ります。自家製酵母の保存方法は、これが一番確実かなと思います。
ただし、ある程度の力がついた酵母でないと、冷蔵された段階で力が尽きてしまうこともあります。まずはしっかり育てて力をつけてから。
そのためには、少しこまめなペースで継代してあげることです。
何時間おきに、という決まったペースはありません。
元気そうなときに、息切れする前にあげるのが良いです。
コメントをお書きください