こんにちは。
神奈川・相模原で自然栽培の野菜とハーブを栽培している「すどう農園」です。
秋の空に秋の花。
あと半月ほどで旧暦の「菊の節句」になります。
農園で菊の節句らしい花といえばやはりキクイモです。
風媒花ですから繁殖力がすごい。
掘り残した芋からも芽を出します。
そのあたりは、帰化外来植物として厄介扱いされる側面もありますが、これほど簡単に育つ野菜はありません。
しいていえば、土が固いと凸凹のイモになることくらいでしょうか。主要成分はイヌリンという多糖類なので、消化されることはありません。コンニャクのグルコマンナンと同じですね。だから食料危機には役に立たない。
くせのない味なので、ジャガイモやカブと合わせてポタジェにするのもいいし、薄くスライスしてのチップも定番。「さとやま農学校」では、子供たちが掘り出して焚火で焼いて食べています。一年通うと、それくらい逞しくなります。
赤しそも穂をつけ始めました。
このところ、ものすごい夕焼け空ですが、オクラも最後の花を咲かせています。口に含むとヌルっとした食感。花オクラという、花を食べる品種もあります。
同じアオイ科のローゼルの花もトロリとして酸っぱくて美味しい。
エキナセアは、冬に向けて種をつけ始めました。
暑さにも、長雨にも、静かに花を続けていてくれたエキナセアは「さとやまハーバルライフ」でも愛されています。
初夏ほど絢爛豪華ではないのですが、秋の畑や里山の花々も、なかなか味わいがあるのです。
今週末 9月29日の日曜日は「いのちの感謝祭」で、世田谷ものづくり学校に行きます。
まだお席があります。
じっくりと野菜の育て方・種の話などしたいと思っています。
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