こんにちは。
神奈川・相模原で自然栽培の野菜やハーブを育てながら、体験農場も開催している「すどう農園」です。
本日は、さとやま農学校ダブルヘッダーでした。
昼間は、本日が初日の「秋のショートコース木曜クラス」。
3月の本講座の開講まで待てない人や、まずは少し建て体験したい人のためのつき1回×4回コースです。
種まきと苗の定植の基本を、ニンジン、アブラナ科(ダイコン・カブ・ルッコラなど)、ネギ苗、春菊、レタス、ちじみホウレンソウなどなど、今の季節のバラエティーを一通りやりました。
まいた野菜は、どれもすべて固定種です。
これまでの「さとやま農学校」で自家採取(種取り)した野菜もあります。
日差しも柔らかくなって、数日前の台風15号を忘れるほどの秋の気配の畑日和でした。虫の声が秋モードです。
自家菜園を始める人にはよく言うのですが、畑は春よりも秋に始めるほうが楽です。
日ごとに伸びてくる草に負ける心配もほとんどなく、ゆっくり土や自然界と対話できるのでお勧めです。初心者の方は、まずは秋のうちに体を慣らして、基本作業を一通りやってみる。そうして冬にゆっくり春以降のイメージを描いてプランを立てる、その入り口になればいいと思っています。
夕方からは国分寺にて
「さとやま農学校@国分寺カフェスロー」
こちらは一年講座の前半最後の回でした。
春からのおさらい。
プランター栽培を想定した種まきの基本です。
農園から持ち込んだ固定種の種を皆さんに選んでもらって、
蒔いていくところまでじっくり。
春にうまくできなかった種も用意しました。
「さとやま農学校」は、どのコースであっても、一過性のイベントではなく、繰り返す、やり直す作業を大事に考えます。
一日限りの単発イベントをしないのも、そうした連続性を大事にしたいからです。農作業は楽しいことばかりでなく、時に枯れたり芽が出なかったり、そんな中でもいろいろなことを感じながら続けることが大事なのです。
自然の力、循環の仕組みにお世話になる自然栽培の畑と違ってプランター栽培などは非常に不安定な閉鎖系のシステムです。その点では、畑よりもはるかに難しい部分があります。私も改めて勉強しなおすことが相当にあって、毎回の講座が終わるとぐったりします。でも、これほどの人たちがものすごい熱意をもって野菜を作ろうとなさっている流れには、時代の要請とでもいうべきものを感じます。
首都圏から日帰りの農業体験ができる「さとやま農学校ショートコース」は、日曜クラスが車で来られる方のみ2名様ほど枠があります。お申し込みは下の申し込みフォームからどうぞ。
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