こんにちは。
神奈川:相模原で自然栽培の野菜やハーブを育てる「すどう農園」です。
今9月の前半は、秋冬、そして来年の春までの苗をつくるピークです。
秋の野菜作りは、一日作業が遅れると、収穫そのものがずっと遅れるか、あるいは間に合わなくなります。その意味では、春まきよりも厳しいと言えます。
17時現在で、すでに雨足が強くなっています。
台風前後の猛暑を避ける
→レタス類はむしろもっと涼しくしたい、
風は避ける、
光は明るく当てたい。
虫は防ぐ
蒸れてはいけない
という条件は所々で無理・矛盾が出てくるものですが、
まずは不識布で防虫しながら青い防風ネットを固定、
ハウスの天井は大きく両脇をあけて風を逃がす(雨は入ってくるけれども仕方がない)
という形にしました。
写真で葉上に黒い寒冷紗がかかっているのは、暑さを防ぐためですが、これもやりすぎると苗が徒長します。
台風の到来をどうやってやり過ごすかは、毎年思案のしどころです。ベテランの農家さんでも「これでよし」という形はありません。台風の来る時期と植物の生長ステージによって、その力関係が微妙に変わってくるのです。
二枚目は固定種の「野崎」を直まきしたところです。特に肥料も与えていませんが元気ですね。これは防虫ネットと株元の敷き草だけで、台風が過ぎたら間引くだけです。
3枚目は育苗したミニハクサイを定植したもの。
これらのハクサイのように、無理なくできる作物を選んでつくるというのがオーガニックの基本ですが、これもまたその年の天候によって微妙に変わってきます。
首都圏から日帰りの農業体験「さとやま農学校」でも、こうした苗づくりをじっくり習います。
間もなく開講する「さとやま農学校ショートコース」も一部空きがあります。
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