エキナセアのハーバルオイルづくり

こんにちは。

神奈川で自然栽培をしながら都会の皆さんに農的暮らしをご紹介する講座を開催している「すどう農園」です。

里山に自生する植物や、農園で育てた自然栽培のハーブとふれあいながらハーバルオイルやハーブのチンクチュア（チンキ）などの手作りまでを教わる「さとやまハーバルライフ」が、臨時開催されました。
　

真夏も元気なエキナセア、フェンネル、ヨモギ（夏のヨモギも素晴らしい仲間です）、桃の葉などなど。連続して参加されている皆さんには、すっかりご自分のガーデンのよう。
農園のハーブを皆さんと思い思いに摘みながら、その後は太陽を避けて滝つぼでワークショップです。
上の写真は、ハーブを色々と刻んでオイルに漬け込んだもの。
今回は、夏で疲れた身体の修復する力が強いものをメインにセレクションしました。
たとえば、胃腸も疲れやすいですね。
冷たいものの取りすぎで、体は熱いままでも消化器官は冷えていたりします。
そんなアンバランスが秋になればまた不調になって表れてくるのですが。
今回のハーバルオイルは、そんな疲れやすいおなかの上から塗ってあげることもできます。

毎回好評のハーブのランチ。
今回は滝つぼにコンロを持ち込んで、ネトルとローゼルのポタージュ。

ネトルは春先の花粉症のときに需要が大きいのですが、ネトルの効果が発揮されるのは春だけではありません。
真夏の時期の体力回復にとても好評を頂いています。
とげのあるネトルの葉は、素手で触ると腫れます。人によっては、数日晴れとかゆみが続きますので、慎重にゴム手袋で採集して、ブレンダーでトロっとさせます。
ローゼルは、一般には実を使うものですが、葉もクエン酸をたっぷり含んだ貴重なものです。生で食べても爽やかな酸味がありますから、これはローゼルのジャムにもできそうです。 

2019年の「さとやまハーバルライフ」は９月はお休みします。
最終回の１０月も、まだご参加の余地があります。
詳しくはこちら

そして、講座になかなか来られない方には「さとやまハーバルライフ動画編」があります。
すべて、農園や里山での収録です。
同じハーブでも季節によって利用法や紅葉が変わってくることを、実際の植物をご覧いただきながら説明します。それぞれの動画は３分くらいの短いものですので、電車の中でちょこっと見ることもできます。
　
すどう農園では今年（2019年）も、農的くらしの楽しさを感じていただく農業体験講座・企画を用意します。