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麹づくり続編

できあがった麹から、さっそく塩こうじを仕込んでみました。
麹はイキモノなので、例えば冷蔵庫に入れておけば活性はp地つきますが、やがて弱ってしまいます。何かの形で生き生きと命を繋ぐ必要があります。
塩こうじにするか、あるいは甘酒にするか、あるいは味噌づくりを想定して塩切りするか(この場合には麹は塩分と低温によって休止状態になります)
 

昨年漬け込んだ八重桜の塩漬けを「塩」として、塩こうじを仕込みました。
ほんのりと春が戻ってきたような、ちょっと嬉しい気分。
 

さあて、これが数日後に香しい塩麹になったら、それで何をつくろうか、
と、また次のステージに思いを巡らせています。
 

つまり醗酵というのは、一度動き出すと流れが出てきます。
そのペースは人間がある程度は緩急がつけられますが、つまるところは
微生物や酵素のイノチの力によるものです。
 

どんなふうに息づいて、どんなふうに美味しい食事を支えてくれるでしょうか。