こんにちは。
神奈川で自然栽培をしながら都会の皆さんに農的暮らしをご紹介する講座を開催している「すどう農園」です。
花色に霞む山を眺めながら、本日は「さとやま農学校」説明会の最終日でした。
おかげさまで今年も多数のお申し込みを頂きました。
二週間後から本講座の開講です。
写真は、専用農場の片隅に積んだ落ち葉と米ぬか。
ザクザクザクっと互いを無造作に積み上げた上に、イネ科の草の株を放り投げておきます。
こうしたメヒシバの類は株のヒゲ根がきつく締まっているので、野菜と共存できません。春の雨でぐっと大きくなる前に掘りあげてしまいます。
普通は根についた土を良く落としてから枯れるまで積み上げるものですが、実はイネ科の根土には土着の微生物が多いのだと先験的に知られていて、昔の農家は「メヒシバの株を掘ったら土ごと堆肥にしろ」とも言っていたそうです。
それで、こんな風に落ち葉の山に放り上げて醗酵まで一仕事してもらいます。たしかに、数日して手を当てると、根土がほわっと温かいのです。
すどう農園では今年(2019年)も、農的くらしの楽しさを感じていただく農業体験講座・企画を用意します。
メディカルハーブを生活に手づくりして活かす「さとやまハーバルライフ」
里山の植物と触れ合いながら「食べられる庭」をつくる「さとやまBotanical」
それぞれ募集が始まりました。
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