こんにちは。
神奈川で野菜やハーブの自然栽培＆農業体験の講座「さとやま農学校」を主宰する「すどう農園」です。
このたびはスローツアーさんのご厚意で、皆さんとスライドトーク「野菜の一生」をご一緒できることをとても嬉しく思っています。
当日の時間も限られていて、スライドの枚数も多いので、あらかじめこちらで前置きをさせてください。
今回は「野菜の一生」というテーマを頂きました。
これは簡単そうで、とっても深いテーマです。
さすがスローツアーの鈴木さん、植物の専門家だけあって、ツボを押さえてくださいました。
いまはすでに大みそかなのですが、皆さんにどんな写真から始めようかと。
ムム、っと腕組み。
二年越しの宿題かな。
なにしろ野菜の一生って、深いのです。
タネをまいて収穫してオシマイ、というものではなくて。
一生というものが「ぐるぐるつながっていく」。
そしてこの「つながり」が、とても大事なんです。
いま開催している「さとやま農学校」でも、つながりを大事にしています。
野菜が枯れて土になる、最後の最後まで見届けます。
そうして枯れた野菜が土に還るころ、その野菜が残してくれた種を皆でまきます。
そうしてまた種を取って、枯れるところまで見届けて、
そうしてまた種を畑にまいて、あるいはこぼれ種が出てくるのを見守って、
つまり終わりも始まりもない世界。
ぐるぐると。
そこで「つながり感」が私たちに芽生えてきます。
ずうっと過去からつながってきたものが、
いま・ここを通って未来に伸びていく感覚です。
同じ言葉を何度も繰り返しますが、
この「つながり感覚」が、何十年たっても飽きないことなのです。
（私の３０年前の大学時代のテーマがまさにこの種、でした）
そして都会の人たちも惹き付けていく原点なのだと思います。
「すどう農園」は都会の隣です。
なので「今の都会ぐらしは、ちょっと？？？？だな」
という想いを抱えた方々がおいでになります。
仕事のことや、暮らしのこと、人それぞれですが、
その多くが「つながり」にかかわる悩みであったり、気づきであったりします。
「自分自身が、うまく外部とつながっていない」
「あったはずのつながりがなくなった」
漠然とした思いは、例えば種や野菜と向かい合うと、
何かしらのメッセージをくれます。
言葉で表せない何かが、沁みてきます。
その、何かと出会う入り口への、さらに入り口、みたいな感じで、
皆さんとお話できればと思います。
お会いできるのを楽しみにしております。
講座への前もってのご希望などメッセージありましたら、
お気軽にお寄せください。
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すどう農園では、様々な農業体験講座・プログラムがあります。
最新の講座の情報は「すどう農園」のHPから、ご覧ください
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