雪の日のささやかな楽しみ。
降り出した頃合いに、畑に積み上げた枯草を燃やす早春の儀です。
地域によっては虫送りといって、収穫を終えたころに、松明を掲げた行列が山に登って、
虫すなわち災いの象徴を山の上に送り返す風習もあるのですが、この地域には、新春のどんど焼きがそれに近いものでしょうか。
すどう農園の場合、空の雪には地の火を焚いてお応えする趣向で、やがての春を待ちます。
数年ぶりのしっかりした雪です。
これを過ぎ越して、さて今年はどんな年になるでしょう。
平安と豊穣を祈ってしばし。
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