エビ芋掘りにうってつけの日

芋掘りにうってつけの日

雨の余韻で土が重いものだから、泥を落とすのは川にて。

落ち葉が降り始めた今頃の水は、まだそれほど冷たくはありません。

旬がかわって人参を掘る頃になると手が赤く切れてきます。腰も冷えて、結構きつい。

ホウレンソウを雪から掘る頃はさすがに無理で、野菜洗いは加工場の作業になります。

エビ芋は、京芋と呼ばれることもありますが、初めて見る人は「これが芋?」と思うようです。この茶色い部分と上の緑の茎をむくと、サトイモみたいなねっとりした白い芋が出てくるのです。味は非常に上品で美味しいものです。サトイモみたいにたくさんは収穫できないものですが、やはりこの味を知ると毎年作りたくなります。

切り口が紅く滲むさまが、何かものを言っているようで。