センニンソウとあしらい

センニンソウ。

栽培品種のクレマチスよりも儚い花姿です。

里山のあれこれを各地のレストランにお願いして「あしらい」として使っていただいています。まずはこうして姿や形をためつすがめつ、品質の劣化具合など見ながら、使えるかどうかを定めます。目ぼしいものが一晩の台風で駄目になることもある。そのあたりは野菜以上に生ものの面白さがあります。

写真のセンニンソウは、けっきょく採用を見送り。
野に溢れていればこその奔放や放埓を矯めてしまう気がして、これはこのままがいいと思えたのです。