白や桃色の小さな花。
金平糖が一面に散らばったような光景です。
ミゾソバは、ソバと同じタデ科の仲間です。
新選組の土方歳三の実家が、このミゾソバを原料にした漢方薬の製造元あったそうです。
実家は東京の日野市なので、ここからすぐ近くですね。
まあ、とくに漢方薬まで作る気はないのですが、何しろ可愛らしい花です。
ここに埋もれていつまでも座っていたい。
ミゾソバがこんなに咲いたのははじめて見ました。
植物の世界は面白いもので、それまで目立たなかったグループが、ある年に急に増えたりします。
その逆もありです。
花はすでに種をつけ始めていて、噛むと粒が歯にあたります。
ゆでてみたけれど、やはり硬いかな。
無理に食べずに、このまま愛でることにしましょう。
いつまで咲いてくれるのだろうか。
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