枯野の春

明けてから久しくまとまった雨も雪もありません。
雪がないのは結構なことですが、反動が気になります。ドカッと来るのではないかと。

畑の近くの道志川がだいぶ干上がっていて、普段歩けないところも泥を踏んでいける状態です。
写真は、もうじき相模川に合流するあたり、架ける予定で途切れたまんまの橋げたなどあって・・・
何かさびれた場末の川という雰囲気ですが。
ここはしかし、サクラも紅葉も、実にきれいなのです。

いまはただ、広がる枯れた野原が茫々とあるのも、これはこれでいいですね。
晩秋だったらアンドリューワイエスの世界だけれど、どこかそうではない春の気配のなかを歩きました。

このところ穏やかで、日暮れまで働いても寒くない。
ありがたい陽気ですが、この先空が動きださすと、こんな悠長ではなくなることだろうなあ。
あとひと月が、空模様に目が離せない季節なのです。